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#5 経営者

キーワード:「違いって、おもしろい」
今回は、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー社長・白井 恵里さんです。
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東京大学を卒業後、新卒入社3年目にして社長公募制度により子会社を立ち上げ、代表取締役社長に就任。
経歴や肩書は彼女の社会的な姿を示しているが、実は、いわゆる優等生ではなかったらしい。
「昔から『協調性がない』『社会に出てやっていけない』と言われていて。実際に周囲とうまくやっている実感もなくて、いつも『なぜ、受け入れられないんだろう?』と考え続けている子どもでした」
自分と周囲とのギャップを認め、見つめるなかで育まれていったもの。
それが、自らの価値観を理解し、動機に対して自覚的である姿勢だった。

やりたいことやありたい姿といった「動機」と、それを実現するための「表現」。このふたつは原因と結果の関係にある、と彼女は言う。
「私は、まず行動してから『何でこれをやりたかったんだろう?』と、動機を考えるタイプ。でも、このふたつの位置づけは、人それぞれ違いがあるものだと思います。大切なのは、しっかりと自分の動機を見つめて、自覚的であることじゃないでしょうか。それができれば、動機を達成するためにどんな表現を選択すればよいか、ぶれずに判断できるようになると思います」

率直な言葉、ニュートラルな姿勢。でも、ただ明晰なだけじゃない。
自覚は揺るぎない芯となって、彼女にしなやかな強さを与えている。
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メディア『対岸』では、”違いって、おもしろい”をコンセプトとし、魅力的な個人との対話を通して、その人にとっての違いや、違いの楽しみ方を記事にして発信していきます。
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