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マネーの猫①コメダ珈琲店【オリチャレ12】

『¥マネーの虎』という番組をご存知でしょうか。

調べたところによると、2001年10月から2004年3月まで日本テレビで放送されていたリアリティ番組です。

アイデアや夢はあっても資金がないという出演者が投資家(マネーの虎)に事業計画をプレゼンし、評価され可能性を認めてもらえればその場で札束(多額の出資)を提供してもらえるという内容でした。


この番組をリスペクトして(パクったわけではなくリスペクト)「マネーの猫」という企画で記事を書いていこうと思いました。

それも【オリチャレ】という企画の中で「マネーの猫」を始めるという企画on企画でスタートします。

日本が金メダルを沢山獲得するほど「マネーの猫」記事が増えていく形です(時々「マネーの猫」以外の記事も書くかもしれませんが)。


私自身、マネーの虎に出演していたような方のように「0→1」でビジネスモデル(事業計画)を考えることが現時点では出来ません。

過去にこんな記事を書いたことはありましたが。


というわけで「0→1」が無理なら、既存のビジネスモデルを参考(リスペクト)にして、そこから別のアイデアを考えて発表していこうではないか。

それをマネーの猫(noteを読んでいる方々)に評価してもらおうではないか。

というのが今回の「マネーの猫」企画です。


記事の構成は

▼既存のビジネスモデルの紹介
▼私が考えたアイデアの紹介

となります。


で、第一回目は利用された方も多いのではないでしょうか。

『コメダ珈琲店』をリスペクトしたいと思います。

それでは早速、記事構成に従ってビジネスモデルの特徴を紹介します。


飲食業ではなく卸売業

落ち着いた店内でコーヒーなどの飲料や「写真以上のボリュームで食べきれない。逆に詐欺」と称されるほどの料理を提供している『コメダ珈琲店』ですが、実は飲食業ではなく卸売業であることに大きな特徴があります。

卸売業である理由は、全国に899店舗(2021年8月現在)あるお店の9割以上がFC(フランチャイズ)店であるからです。

『コメダ珈琲店』が直接運営するのではなく「私もコメダ珈琲店を始めてみたいです!」といった方々(企業)とFC契約を結び『コメダ珈琲店』の経営ノウハウや食材を提供している、いや、しまくっているビジネスモデルになります。

『コメダ珈琲店』自体は、契約したお店からノウハウやブランドの提供料として、毎月ロイヤリティをもらい収益に繋げています。

それに加えて、コーヒーや食材を加盟店に販売(卸売)しているのです。

加盟店に販売し、それを基に店舗を運営してもらう。長く続けてもらえばもらうほど、ロイヤリティも安定的に得られる。こんな流れで成り立っています。

これが『コメダ珈琲店』が飲食業ではなく卸売業である理由になります。


居心地の良さが最大の売り

私自身、毎週末『コメダ珈琲店』に足を運ぶヘビーユーザーです。(この記事も『コメダ珈琲店』で書いているというのはここだけの秘密です)

近所の『コメダ珈琲店』は7時からオープンしていますが、週末は8時には満席になっています。

客層は様々で、家族連れもいれば、おじいちゃんとおばあちゃんがゆったり過ごしていたりビジネスマンがPCで作業をしていたり(私もこの分類かと)学生が勉強していたりします。

この状況を見て分かる通り、老若男女問わず多くの方々に利用されているのが『コメダ珈琲店』です。

こうなっているのは、居心地の良さを最大の売りにしているからです。

長居していたとしても

「お客様、そろそろよろしいでしょうか」

と、退店を促されることはまずないです。

座り心地の良いソファーで時間の許す限りゆっくりしていて問題ありません。

第二の自宅(セカンドホーム)くらいの感覚で通っている方も多いのではないかと勝手に想像しています。(私がそう)

居心地の良い環境を提供出来ているからこそ、リピートに繋がります。リピートに繋がるということは安定的に売り上げを上げることが出来ます。

居心地の良さを最大の売りにすることで、安定的な集客や収益に繋げることが出来ているのです。


徹底的なコスト削減

居心地の良さを最大の売りにしているとなると「長居されたら儲からないんじゃないか」と思いますが、これは徹底的なコスト削減によって解決しているようです。

使う食材の数は最低限に抑えつつ、メニュー数は少なくしないという経営をされています。例えば、エッグサンドとミックスサンドには同じ卵ペーストを利用する。といったものです。

出来るだけ食材を少なくして仕入れコストや食品ロスを減らすことで、コスト削減を図っています。

また、朝は近所のご高齢の方々、昼はお子さん連れの主婦、午後はサラリーマン、夜は学生など1日を通して利用者がいて、かつ、ピークが出来ずに分散されることで人件費も抑えることが出来ているようです。

「ピークに備えて多めに人材を雇わなければいけない」ということがないのも、コスト削減の一つになります。


こういった取り組みが『コメダ珈琲店』が店舗拡大を続け、多くのお客様に長く愛されている理由(特徴)です。


というわけで、ここまで『コメダ珈琲店』のビジネスモデルを紹介しましたが、ここからがリスペクトの上で、私のアイデア発表になります。

お客さんから声をかけるまで接客されない接客業

です。

接客しない接客業とも言えますね。

居心地の良さが最大の売りに特にフォーカスしたアイデアになります。

今やネットで買うことが主流となりつつありますが、服や靴を始め実際にお店に足を運んでモノを買いに行くことはまだあるかと思います。

その中でも、特にファッション関係のお店の多くは「いらっしゃいませ!今日はどんなモノをお探しですか?」と声をかけられるかと。

私自身の体験が基となっていますが、このように声をかけられることに抵抗があります。

色々見てみて、気に入ったものを自分で選んだり、気になったものがあればそこで店員さんに声をかけたいのです。

「何を見ているか見ないでー!」「声かけないでー!」「おススメを売り込んだりしないでー!」という感情が出てきます。

そういった感情が出ないように、気持ちよく買い物ができるようになれば、またそのお店に足を運びたいと思えるのではないかと。

そこで、お客さんから声をかけるまで接客されない接客業の登場です。

声をかけられるまで店員は表に出ません。

お客さんはじっくり、誰にも邪魔されることなく、お気に入りの商品を見つけるまで時間をかけることが出来ます。

気になったものがあれば、店内のボタンで店員さんを呼ぶ。

特に呼ぶ必要がなければ、店員さんに会わずに無人レジで会計を済ませる。

こんなイメージです。

何となく、それなりにニーズがあるのではないかと思っています。


……いかがでしょうか。「マネーの猫①」でした。


【オリチャレ】こと【オリンピックチャレンジ】の12記事目でした。


これまで金5、銀1、銅5の計11記事を書きまして、今回は金6の記事です。これで12記事目となります。



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