無刻印化したら二日持たなかった話

 キーボードを無刻印して悦に入っていた。

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 一面に広がる黒一色が実に格好いいし、タッチタイピングのいい練習になる。

 ということでここ二日間、機嫌よく使用していたが、とうとう誤魔化せなくなってしまった。1時間ほど使用すると途端に頭痛がするのである。記憶を辿りながらタイピングをしているせいか、普段タイピングをする時とは違う領域の脳味噌を使っているせいだろうか。あと、タイポ(タイピングミス)が酷すぎる。自分の変な癖で右手でGを打ってしまうことからなかなかGの場所が掴めないでいる。また、数字を打つ時は6, 7付近のキーはかなり怪しい。そして伸ばし棒「ー」の場所もたまにずれたり、「、」を打とうとしてMを打ってしまうこともある。要するにまだタッチタイプできない状態でそれっぽいことを行おうとすると負担が半端ではないのだ。

 そもそもタイピングを早くしたり、文字を打つ負担を減らすためにHHKBを購入したのに、タイポが増えたり頭痛がするのは本末転倒というか、まるで購入目的を果たせていない。諦めて印字ありに戻すことにした。私には早すぎた背伸びだったのだ。

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  大人しくデフォルトの白色印字キーキャップに交換。黒一色にした時に打鍵感にまとまりが出て打ちやすかったので、結局いろんな色を混ぜずに統一することにした。

 これで打ってみるとみるみるうちに頭痛が消えていく。人間の頭ってわかりやすくできているなぁと感心すると同時に、キーボードを見ずに叩くだけで頭がいる自分が少し情けない。結局キーを打つ時に癖が取れていないからなぁ…。

 そんなこんなで少し落ち込むことはあったが、また一からタイピング力を鍛えようと思う。全て無刻印にするのは目標にもなるしね。とりあえずTとGのキーをなんとか左手で打てるようにがんばろ…。

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