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夫の保険金を普通預金に入れっぱなしにしてたら、自宅にセールスの銀行員が来た!大金を投資信託に使ってはダメだった話

こんにちは。ふくよかママです。
夫が介護が必要になったタイミングで、夫の保険金が入りました。
その額、500万円!我が家には大金です。
そんな大金をどう扱ってよいか分からず…子供が3人いるので、教育費もかかるし、介護費用も今後いくらかかるか不透明なので、使わずに銀行の普通預金に預けていました。

銀行員の訪問

①高額の入金はどのようなお金か確認に来た
ある日、銀行員の方が自宅に訪ねてきました。
夫の携帯電話に繋がらず、連絡が取れなかったので、直接自宅に来たとのことでした。

普通預金に高額の入金があるが、どのようなお金なのかと、確認をされました。銀行は、大きい金額が入金された場合、本人に確認の連絡をすることがあるとのことでした。

そのときは、夫の介護の保険金が入金された旨を伝えました。
大金をそのまま普通預金に預けっぱなしよりは、定期預金や投資信託に預けた方がよいとの案内をされ、後日また自宅に来てもらうことになりました。

②後日訪問時、投資信託をすすめられ購入
後日、銀行員の方が来て、お金の使い道を確認した後、投資信託をすすめてきました。

「今は定期預金に預けても金利は安いから、投資信託の方が、定期預金預金より金利がいいですよ。お金が増えていきます。」

「国債中心の投資信託なので、株に比べてすごく価格が上がるわけではないですが、下がりにくく、定期預金よりは金利がいいのでおすすめです。」

「200~300万円預けるよりも、500万円全額を預けた方が、販売手数料が安くなるからお得ですよ。」

「銀行では一番売れている投資信託です。皆さん、こちらの商品を購入されますよ。」

このような言葉をかけられた記憶があります。人って、自分に都合の良いことしか覚えてないもので、元本保証ではないことを説明されたはずですが、私はそんなことは気にとめていませんでした。
当時の私にはとても魅力的な商品に思えて、むしろ、安心感すらありました。
銀行員の方のすすめられるままに、500万円を全額、投資信託購入にあててしまいました。

このときの私は、金融リテラシーが低すぎて、自分で考えもせずに、相手の言うことだけを信じて、言われるがままにその投資信託を購入してしまいました。

コロナ襲来、株価爆下がり

私が銀行から投資信託を購入したのは2019年の12月でした。
その後、2020年1月過ぎにコロナが襲来し、株価爆下がりしました。

そして、確か2020年の6月頃に銀行から、投資信託の利益の報告書が届きました。
500万円の投資信託を購入して、利益は…

マイナス35万円!!

何度見返しても、利益はマイナス。
そのときは意味が分からず、パニック状態!

元本保証ではありません!

急いで、投資信託のパンフレットを確認しました。

そこには、

元本保証ではありません!

と赤字で書かれており、私は絶望しました。
夫にも知らせて、夫婦で悲しい、残念な思いをしてしましたました。

日経平均株価の上昇でも、戻らないマイナス

その後、日経平均株価が3万円を更新すなど、株価がコロナ前より上がることがありました。
しかし、私の購入した投資信託は上がっているけど、コロナ前の水準には半分も戻らず、マイナスのままでした。

現在の状況

損切りをしたい気持ちでいっぱいでしたが、悔しすぎて、元の価格に戻るまで我慢して、価格が戻って、利益がプラマイゼロまでになったら、すぐ解約してやる!と思って、今は耐えています。
今のところ、利益はマイナス26万円くらいです。
回復するまでに、あと2年はかかりそうな予感です。

皆さんも、私みたいにならないように、保険金なのどで、一気に大金を手にしたら、人にすすめられるままに、絶対に全額を投資信託や株の購入資金にしないでください。

お金を普通預金に入れたままが不安なら、まずは、家族に分散して、定期預金に預けた方がいいと思います。

金融リテラシーを高めてから、少しずつ投資信託や株を購入することを、私はおすすめします。

正直、銀行員の方を恨んだ時期もありました。しかし、その方が悪いわけでもなく、投資信託が悪いわけではなく、知識がなかった私が悪いのだと思えるようになってきました。
私はこの失敗を糧に、その後はお金の勉強に少しずつ取り組んでいます。
今はNISAや、特定口座で投資信託を積立て購入したりしています。

何事にも勉強して、知識を得ること、知るということは大切だなと思えた経験でした。

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