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気になる新刊ー2024年7月前半

クリエイティブプログラマー

Wouter Groeneveld (著)
プログラミングは、単に「コードを書くだけの作業」ではありません。プログラマーが考えたことをコードという形でアウトプットするということは、絵を描いたり小説を書いたりといった「創造的な行為」と同じです。
本書は、あらゆるレベルのプログラマーに向けた書籍ですが、特定のプログラミング言語や技術の事前知識は必要ありません。その代わり、メモによる情報管理術、認知心理学の世界に足を踏み入れ、理論に基づいて創造性の習得を目指します。著者の膨大な知識と経験に基づいて、歴史、哲学、芸術、そしてゲームを引用しつつ、プログラマーが身に付けるべき創造性について説明しています。
2024/06/29

ためらいと決断の哲学: ゆらぎゆく因果と倫理

一ノ瀬正樹 (著)
〈ためらう〉のは悪いことではない
不確定な現実を前にして私たちはためらうべきである。しかしためらいながらなお、決断することはできる――間違う可能性と責任を負う覚悟をもって。伝統的な因果論や倫理学説の緻密な検討をもとに新しいリーダーシップ論への展望を記す、日本を代表する哲学者の到達点。
2024/07/11

マッキンゼー: 世界を操る権力の正体

ウォルト・ボグダニッチ (著)
企業や政府に助言を与える国際的なコンサルティング会社、マッキンゼー。輝かしいパブリックイメージに隠された裏の顔をジャーナリストである著者らが暴く。レイオフの推奨、安全性の不整備、労災の隠蔽……過剰な利益の追求が労働環境を悪化させていた――。
2024/07/18

時空のゆがみを解きほぐす数学

スティーヴ・ネイディス (著)
有名な物理学者アルバート・アインシュタインは 1915 年に、重力が実際には空間と時間の曲率、つまり幾何学構造の現れであることを実証しました。しかし、この驚異的な知的飛躍を遂げるには、数学者の助けが必要でした。数学がどのように物理学における発見を促進し、時には予測することができるかを考察します。重力と同様に、数学は宇宙の果てまで見通す可能性があります。
2024/08/06


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