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ラスト筑後

こんにちは、福谷です。
昨日、タマスタ筑後で先発登板してきました。
今はその帰路の新幹線車内です。

雷と豪雨によって試合は途中でコールドゲームという形になり、結果的には「プロ初完封」となりました。
身体のコンディションが良いわけではなく、スピードも出ないなかでなんとか抑えられただけなので、「やったぞ」というよりは「危なかった」くらいの気持ちです。
17時プレイボールとはいえ、久々の外での先発登板で、汗の量の差はやっぱりすごかったですね。

身体のリコンディショニングを行いつつ、水分や糖質のコントロールを今回より少しオーバーに行ってみようかな、と次に向けて考えているところです。

小笠原さんと情報交換

今日の練習前の話ですが、小笠原孝さんとお話しする時間ができました。
ソフトバンクのピッチャー陣がどんな練習をしているのか、ドラゴンズとの違いはどうか、など可能な範囲で教えていただきました。
ソフトバンクはDrivelineがメインなので、僕がお世話になっているTreadとの違いや僕が今どんなコーチングを受けているのかなどもお伝えしました。

元々プレイヤーの方がコーチングされるときに「コーチングする選手が取り組んでいる練習やトレーニングについても理解するべきだ」という考え方は口で言うより難しいと思っています。
小笠原さんはドラゴンズにいるときからその考え方でコーチングされているように感じていました。
こうやって情報交換をさせていただく機会がつくれて本当に良かったです。

Treadのコーチング

DrivelineとTreadについて触れた流れで、今僕がTreadのコーチとどんな話し合いをしたり、どんなコーチングを受けているのか書きたいと思います。

実は6月の中旬から担当コーチが変わりました。
突然の連絡に驚きましたが、引き続き友人として連絡を取り合うことができるので良かったですけどね。
日本とアメリカで契約期間とか内容とかは違うんでしょうが、これも文化の差として受け入れなくちゃいけないですよね。

新しいコーチに変わり、またフィジカルのアセスメント(身体の柔軟性がメイン)を受けて、トレーニングやコレクティブエクササイズ、プライオボールのドリルを再構成してもらいました。
(ニーズのあればそのドリルの内容等はアップしても良いかなと思っています)

そして、プライオボールのドリル、ブルペン映像、試合映像、トラックマンデータなどを含めて投げているシーンを共有し、フィードバックをもらう形で進めています。

最近はプルダウンのメカニックについてコーチングしてもらうことが多いですね。
プルダウンは、外野手のバックホームみたいに助走をつけることでより勢いのあるスローをすることなんですが、僕はそれが昔からあまり得意じゃなかったんです。

プルダウンについては、この映像のはじめの方でピッチャーが107.5マイル(173キロ)投げているようなスローのことです。
ちなみに、この人はプロの選手ではなくTreadのコーチとのこと笑

プルダウンのメカニクスをチェックしてもらうことで、自分が速いスピードや強いボールを投げようとするときにどんな動きをする癖があるのか、という新しいヒントを得ることができました。
ただ「腕の力に頼りすぎ」「足をもっと使うべき」という見方だけじゃなく、「左足をもっと先行していいのか」や「右足は着いたらそのまま流れていくくらいでいいのか」など、さらに具体的な感覚表現にしたうえで、自分の感覚のなかに落とし込めるものは落とし込んでいる作業を繰り返してます。


こうやってパフォーマンスを高めるトレーニングをしているわけですが、高いパフォーマンスと良い結果が必ずしも繋がるわけじゃないのがスポーツあるあるですよね。
今はそのあたりをなんとかしようと足掻いていますが、答えがあるわけじゃないので難しいところ…いや、だから楽しいんでしょうか。

自分の今ともっと向き合っていこうと思います。

ありがとうございました。

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