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Not the end, but the beginning

こんにちは。
昨日、北谷球場で手締めを行い、今朝は軽めに身体を動かしました。

このツイートの写真(この記事のサムネにもなってます)は今朝、北谷球場で撮ったものです。

英語で書くというイキったツイートになりましたが、最近来てるプチ英語ブームの影響ですかね。
2月だけでもたくさんの人と会い、いろんな話をしました。野球も、野球以外も、です。

海外移籍の交渉やアスリートのサポートをする人、沖縄でのウィンターリーグを企画している人、行動特性を理解しアスリートの能力開発を手伝っている人…
人が人を呼んでいるのか、おもしろい話をたくさん聞けた1ヶ月になりました。
その影響で僕が行動したこともあります。書く機会やお話しする機会があれば、また。


昨年のキャンプでは初日にケガをしてしまい、思うように練習できませんでした。
それと比べると、このキャンプの練習量は比べられないほどのボリュームだったと思います。
先発に転向してから次第に強くなってきた「試合に合わせる」という感覚を1度捨てられたのは大きかったですね。
毎日全力、実戦や試合はそのプロセスに入ったオマケの予定のようなもの。これは言い過ぎかもしれませんが、こんな感じです。
身体の疲れや怪我のリスクと引き換えに、かなりのトライアンドエラーを繰り返すことができました。
これからより長いイニングを、となってくるかと思いますが、今のモチベーションは保っていきたいですね。


良いことがたくさんあった一方で、辛いこともありました。
トシや翔の怪我離脱です。

2人ともかなりの覚悟で臨んでいただけに、ショックでした。
同時に「なんとかして防げないものか」という気持ちも強く湧いてきます。
自分を含め、いつ誰に起こるかわからないものですが、知らないうちに、そして当たり前のように僕らは相当なリスクを背負いながらプレーしているんですね。
2人に対してはただただ早い回復を祈るしかありません。


つい先日、山本由伸くんの投球術について書かれた本が発売されたので読んでみました。

由伸くんの考えや投球術を体系的に書いた本、というよりは由伸くんや周りでサポートされてる人へのインタビューをまとめた本、という印象でしたね。

由伸くんの考えがハッキリ書かれた部分が少なかったのはちょっと残念でしたが、逆にそこに学びがありました。
『スポーツに多い"落とし穴"』というセクションで、トレーナーの矢田修さんの言葉を引用させて頂きます。

「野球に限らず指導するとなったら、わかりやすく説明するじゃないですか。わかりやすくないと、相手に伝わらないですから。でも、“わかりやすく“ほど大きな落とし穴はないんです。例えば誤解を招くとか、違う解釈をされることがありますよね。言葉尻だけを捉えると、指導者の意図とは違う形になったとか。スポーツの現場ではそういうことが多いと思います」

指導、教育、連絡…いろんなコミュニケーションのなかで「わかりやすい」ってとても大切なことだと思います。
ただその反面、より高いレベルを求められる場面だったり、より個に寄り添う場面だったりするときは「わかりやすい」がジャマになってしまうシーンをよく見てきました。
noteを書くときでも、「自分の考えの100%をわかりやすく伝えたい」と意識していますが、この「わかりやすいの落とし穴」にハマることも多いです。

YouTubeで観られる練習法は「見てわかりやすい」、指導法や投球術をまとめた本は「読んでわかりやすい」、だからわかった気になっちゃうんですね。妙に納得しました。

その先なのか、その中なのかはわからないですが、本質に気付くまで取り組まないといけないのかなって思いました。 


名古屋に帰って、いろいろ環境がまた変わります。
とにかく必死に食らいつきます。遊び心を忘れずに。


早く家族に会いたいですね。
ではまた。

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