【振り返り】8月10日のライオンズ戦について
先週の取り組みについて
先週4日の登板後、みどりクリニックで意識と身体の動きをすり合わせました。
「投げる方向に肩甲骨のポケットを向けてリリースするイメージをつけたことで感覚が良くなりました」と話すと、肩甲骨を意識するのはあまり良くないかもと教えていただきました。
くわしくは前回のnoteで書いてます↓
肩甲骨だけを動かすのではなく、体幹のひねりを使って投げる方向に力を伝えていくイメージをオススメされました。
肩甲骨は体幹にくっついているという意識が大切みたいです。
たしかに肩甲骨を向けようとしすぎて胸の筋肉を使ってしまうこともあったので、納得です。
みどりクリニックでは「どうやってボールに力を伝えるのか」をイメージするとき、例としてムチのことを使うことが多いです。
「ムチの先端を走らせるにはどうすればいい?」と常に考えています。
肩甲骨を起点に腕を振ろうとするとムチの持ち手部分が肩甲骨です。
それじゃ短いようです。
「持ち手=お腹」くらいの大きさで、しなりを生むのが理想的だそうです。
(↓その話を聞いたときに僕がノートに書いたことです)
イメージをふくらませながらトレーニングしてきました。
試合について
昨日はエキシビションマッチ(ライオンズ戦)に先発しました。
感じの良さが結果につながるのは嬉しいですね。
ボールを投げるイメージが変わってきたのと同時に、変化球を投げるイメージも変わりつつあります。
前まで投げれなかった変化球にもチャレンジできそうな感覚です。
タク(木下)のリードに応えられて良かったです。
さいごに
「自力」について考えることが最近増えました。
きっかけは「神さまとのおしゃべり」をAudibleで聴いてからですが、妙にしっくりきて印象に残っています。
自力(自分の力)と思い込んでるものって周りから与えてもらったものばかりみたいです。
自分で「早寝早起きする!」と決めたとしても、早寝早起きが体に良いと教えてくれたのは自分以外の何か。
ひとりで出来ることなんて何もないんでしょう。
野原ひろしの「自分一人ででかくなった気でいる奴はでかくなる資格は無い。」という言葉を思い出しました。(出典:クレヨンしんちゃん公式Twitter)
僕で言うならこんな感じです。
・「元気な体」を両親から
・「野球を始めるきっかけ」を兄から
・「野球の技術」はたくさんの先輩方から
・「体のケア」はトレーナーやトレーニングの専門家から
当たり前のように行うプレーも最初は誰かに教わったことですしね。
僕は「思うように結果が出ないときに『自分の努力が足りないからだ』と自分を責めてしまう」タイプでした。
同じような人もいるかもしれませんね。
結果が出ないときほど「自分でなんとかしよう」ともがくクセがありました。
でも「神さまとのおしゃべり」を聴いてから自力について考えてみると「自分のもがく力よりも、はるかに大きな流れがある」ことに気づきました。
知のない自分の頭から振りしぼったアイデアよりも、専門家のもってるアイデアのほうが良い結果につながりそうですよね。
だったら大きな流れにただ身を委ねてみようと思ったんです。
気持ちが少しラクになり、周りの人に感謝することが増えました。
僕はハマった本は何度も読み直す派です。
今年1番読んでる(聴いてる)のは間違いなく「神さまとのおしゃべり」です。
ハマる人とハマらない人にわかれそうな内容ですが、興味があったらぜひ。
次の登板に向けて、またがんばります。
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