往復声簡37日目|「ご自由にどうぞ」 遠慮なく!

5月10日(月)晴れ


5時半起床。これまた早い。

ベッドで、昨晩、ダウンロードした声を聴いた。


はじめての時よりも柔らかい声だった。

前回は、緊張してたんだと思うけど、それがじょじょに溶けてきて、リラックスしてくれたのかなと想像します。
まず、わたしから贈った声を、辛いときに聴き直したことや、涙したことなどを教えてくれた。

彼女は、わたしが朗読した本を自分で買ってくれて、つづきを読んでくれました。
吉本ばななさんの「すばらしい日々」なんですけどね。
忙しそうな彼女に聴いてほしいなって選んだ本でした。

だいすきな本です。
長い時間をかけて、ゆっくりと味わえる本だと思います。


実は、昨日も、別の方から、わたしの朗読で涙した話を聴いたところでした。


自分がやったことが残って、何度も聴き直してくれたのは、素直にうれしい。

過去の自分が残されて、今も生かされてるんだなと。

ただもう、わたしは、そのときのわたしではないのだけれども。

でも、そのときの気持ちはそこに確かにあって、あなたへむけたものなので、大切にしてもらえているなら、なにより。ありがたいことです。




ダーマツ文庫。

はやめに家をでて、いつもの公園へ行ったら、門が閉まっていた。

なんで。

案内看板をみたら、時間のところに「8」のシールが貼られていた。
8時からの開門に変わっちゃったんですね。ざんねん。

しかたなし。
ふらふらしまして、あるおうちの前の「ご自由にどうぞ」とある、ベンチで読むことに決めました。


カン・ハンナさんの歌集「まだまだです」。

短歌は、はじめて読みます。

クラブハウスでおすすめされた本です。

歌だから、短歌を声にだして読むのはとても良いんだろうなと思った。

内容は切ない。ご本人の背景が詰まっていた。





仕事。

今日から新人研修の担当がはじまる。やや緊張。
化粧をした。気合い!
髪の毛をセットした。気合い!
お気に入りのピアスもつけた。気合い!
いつもの服を着た。ふつう!

ソイミルクコーヒーをつくって準備万端。

おなじ研修の担当者から、「今日からよろしく」的なメッセージが届いていた。こちらこそ。

約3週間の事業部研修では、ほぼオンラインで講義とツールの使い方レッスンと自主ワークを行き来しながら、進めていく。
研修全体の説明をまずわたしから。

オンライン会議にはいったら、さっきメッセージをくれた担当者がきてくれたので、お互いににやにやしながら始めることができた。

いつの年も、新人たちはみんな賢そうに見えます。
これから3週間、ゆるくよろしくお願いします。


全体説明が1時間でおわって、休憩タイム。

立ち上がったら太ももの裏にめっちゃ汗かいてた。
緊張すると汗かきがち。
緊張したつもりなくても、汗かいてたから緊張してたってこと。
体に自分の状態を教えてもらう。

おつかれさまです!


全体説明のあとの講義は、自分とおなじ職種の同僚たちに依頼をしていたので、そこは気がらく。
オンラインセミナーは講師側が話しづらかったりするので、わたしはあいづち係になって、たまにコメントをはさみこんだりしながら進められた。


同僚の熱いコメントに拍手。

心のなかでスタンディングオベーション。
自分のわくわくをだいじにしたいよね、っていう話し。

わたしや新人たちに聴かせてくれたように、あなたの言葉を必要にしている人、ほかにもいると思うな。
どんどんいろんな人に聴いてほしいなって思った。

これ、ちゃんと本人に言葉で伝えよ。




ランチ。

わんたんスープに、かいわれ大根をいれたらおいしかった。
またつくろ。




午後。

劇場型講義。
これまた熱い講義がまっていた。
「〇〇劇場」(〇〇には名字がはいる)と名付けました。
あんなに爆笑しながら講義・勉強会の類のものを見たのはじめてだった。
すごい。
能ある鷹は爪を隠さず出しちゃってください。

いまから研修最終日の打ち上げがたのしみ!




夜。

ギターを聴いて、おさんぽ。
クイズには正解!
ウマかわいかった。
読書きめても、ビールきめても、なにきめても、気持ちよくなっちゃいますね。


たのしいことがたくさんあって、しあわせな気持ちで夜。

おやすみ。



届いた声:○

贈った声:○


わたしがやっていること。

🐷ダーマツ文庫📕好きな本をただひたすら声にだして読む朝の15分
毎朝、クラブハウスにて、自分の好きな本をただひたすら声にだして読む15分間をすごしています。
月~金曜日は7:45から、土日祝日はゆっくりスタートで8:45から。
クラブハウスのアカウントは「@damatsu」です。
(ブタのアイコンがでてきます)

往復声簡(おうふくこえかん)
手紙を送りあう往復書簡の、「書」の文字を「声」の文字に変えて。
好きな本を朗読した、わたしの声とあなたの声を贈りあうのが「往復声簡」です。
https://note.com/fukushizu/n/nb24cabdf436b

Podcast「スキだから勝手にありがとう-オンラインエンタメを中心に-」
オンラインエンタメ作品を中心に感想をシェアし合って盛り上がってます。「観たよ!楽しかったよ!ありがとう!」を、アーティストや制作に関わられたスタッフの皆さんに伝えたい。リモート拍手を送りたい!そんな思いではじめたPodcastです。
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五七五日記
https://note.com/fukushizu/m/m521a1d7c8fa7

詩とあそぶ
https://note.com/fukushizu/m/me2dfec2aadf9

たべる記憶を咀嚼する(エッセイ)
https://note.com/fukushizu/m/m26a268a427cb

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