往復声簡80日目|応援者たち。

6月22日(火)晴れ

深夜3時。

ちょっと目が覚めて、携帯を見ると、往復声簡で友だちから声が届いていた。
その声が、何か、わたしは知っている。
下半期のしいたけ占いである。
先週末に発売されると友だちから聞いていたので、聴きたくて聴きたくて心待ちしていたのだ。
「聴きたいよ」と、無言ならぬ有言の圧をかけていた。

成果あり。届いた!

しかし、音声ファイルをダウンロードしようとしたら、Wi-Fiが切れてて、電波状況が悪くてダウンロードできず。
Wi-Fiを充電して、電源を入れて、やっとダウンロードできた。
早く聴きたくて、うずうず。
再生ボタンをおした。
そして、いつの間にか、というか、速攻、寝てしまっていた。
しいたけ占いの記憶なし!

ふたたび目を覚ますと、こんどは5時過ぎ。

途中までしか聴けていなかったしいたけ占いを、ちゃんと一回聴こうと思ってたら、またまた寝てしまってた。

つぎ、目覚めたら、7時半だった。

もうダーマツ文庫がはじまる時間だ~。
歯磨きして顔を洗って、着替えは間に合わず。



ダーマツ文庫。

部屋から「柳宗理 エッセイ」を朗読した。
今日は柳宗理さんの文章が、自分にしっくりこない感じがする。
デザインにおける思考錯誤の文章は興味深く読めたのだけれども。
しっくり来ないのは、なんでだろう。

その章を読み終わって時計を見ると、8時まであと3分ほどあったので、谷川俊俊太郎さんの詩を読むことにした。
朗読のお口直し的な。
自分の気持ちを整える。

「二十四億光年の孤独」と「木陰」の2つの詩。

詩の朗読は、自分のゆったりした気持ちとか焦っている気持ちとかがダイレクトに出る。
だから、呼吸を整える意味でも、今日、詩を読めてよかった。
読めたのは、柳宗理さんのおかげですな。結果論。


フリートークでは昨日あったことを話したけれど、点で、口からでてくる。
いつものように点と点が線でつながらない。
出来事が点は点として、点在している。
とはいえ、いつも線でつなげているわけじゃないんですけどね。


点、点、点。

寝起き15分でダーマツ文庫をやっているから頭がまわっていなかったからかも。



会社の人とランチの予定があり外へ出ることもわかっていたので、さんぽに出かけずに準備をした。

本当は待ち合わせの時間まで、カフェで仕事をするのもアリかな~と思ってたけれど、結構ゆっくり支度しちゃったので、外での仕事は断念。

提出資料を整えて、チームメンバーに渡した。



会社の人との待ち合わせへ出発。

移動しがてら、往復声簡へ届いていた東京の母からの声を聴く。

今日、届いていたのは短い童話のような物語を読んだ声だった。
東京の母の声のうしろから蝉がミンミンなく声が聴こえてくる。
東京の母の読み方は、頭の中にイメージがすっと湧いてくる読み方。
とても聴き心地がいいなぁ、ってあらためて思う。
物語を読むのにあっている。

聴きやすいとかイメージが湧きやすいというのは、そこになにかしらの技術があるんだろうと思う。
わたしも朗読の勉強をしたほうがいいんだろうなぁと、ぼやぼや思う。



ランチ。

その人と顔を会わせたのは、半年以上ぶりだった。

一緒に仕事をしたことはないけれど、わたしが経営学に興味をもったときに、経営学をどう実務に生かすことができるのかをさぐる自由研究のような社内活動に誘ったことがあった。
昨年の秋に読書会に似たかたちで、十人くらいで集まって、一冊の本をもとに感想と意見交換を重ねた。
社内でその活動報告会をやったのが、今年の4月。
報告前に連絡を取ったのがきっかけで、「ごはん食べようね」となっていた。

きのう誘ったら今日会うことができた。
相手のフットワークが軽いと、こっちも気軽に誘えるのでありがたい。らくちん。
「会おうね」が社交辞令じゃなく、ちゃんとこたえてくれるところがいいですよね。


2月から朗読していることを話したら、その人の知り合いに「朗読家」という肩書きで活動している人がいるらしい。
いろんな職業があるんだなぁと思った。
その方にとっては、職業というか生業にちかそう。


「本を出したい。だから関わってくれませんか」って聞いたら
軽く「いいよ」っていってくれた。
そのあと「おれ、厳しいけど大丈夫?適任じゃないかもよ」って言葉が返ってきた。
たしかにその人の本づくりの実績こそ知っていれども、進め方や役割の果たし方みたいなところは、わかんないなぁと思いつつ。
ただ、その人のことなんとなく好きだから、一緒になにかできたらいいなとは思っている。
おなじ会社にいても、いっしょに仕事をする機会はすぐには生まれなさそうだし。
だったら自分の活動のなかでできたら一石二鳥じゃないですかね。
わたしのやりたいことの構想を話してたら「なんで?」とか「読んだ人にどうなってほしいの?」みたいなことをヒアリングされて、こたえたり。
そんな会話をランチ後に、カフェラテを飲みながらした。


家族のはなしも。

一人ひとりのことを見るとき。
その人の活動の裏には、家族や友人とか、別のフィールドでの関わる人の存在が影響している。
周りがいてこそ、一人が存在する。
それらのすべてを打ち明けることはなかなかむずかしい。
やっぱり話さないと知り得ないことが、そもそも話したくないことが、人にはたくさんあるんだなって実感した。

「話す」ことができている時点で、そのできごとを自分のなかで乗り越えられているんだと思う。そういう現れなんだと思う。
話しながら、ちょっとドキドキすることはまだ乗り越えている途中かも。
わたしだったら「そんな出来事、乗り越えられるかなぁ」って思うことも、その人はスルスルと言葉にしてた。
ぐるぐるいろんなところへ巡ったあとの今なのだろう。

大人。



社内向けに、仕事中に聴けるようなラジオを配信したいって話したら、
「社内向きじゃなくて、外向きに考えてみたら。それを社内の人も聞けるっていうくらいでやったほうがいいんじゃない」って言われた。
確かにその考え方いいなと思った。採用。
社内のしがらみに縛られたくないから、自分の好き勝手できるチャネルをつくりたい。

その人もいっていたけれど、チャンネルごとに役割をわけるのではなく、往復声簡や、誰かと話をしたり、自分の実験的な音声を流したり、おもいつくたのしそうなことを全部ひとつのチャンネルでやって、総合的にわたしのことがわかるっていう方向にしたいと思う。
それがいま、noteでやっている見せ方とも通じる。



社内ミーティング。

外のカフェで仕事をしてたら姿勢が良くなかったみたいでめちゃめちゃ首・肩・腰がつかれた。
いつも行っているマッサージ屋さんが埋まっていたので、むかし行ったことがあるところへ。
肩甲骨の凝りがなかなか取れないといったら、最後に足踏みされた。
足踏みとは、背中に人が乗る状態のこと。
バキバキ、音がした。
その店では経験3年以上じゃないと足踏みはできないらしい。
下手な人が踏むと、骨を折ってしまうんですって。
経験豊富なお姉さんだった模様。



過去の仕事の振り返り。

チームメンバーで久しぶりに集まって仕事の振り返り会をした。
1人のメンバーは、このプロジェクトでは各自がそれぞれ初挑戦してがんばっていましたよねっていうのいっていた。
わたしも自分のなかで初めて取り組んでみた方法もあったのだけれど、他の人にとっても、初挑戦があったとは。
ほかの人のこと、あんまり意識できていなかったな気がついた。
自分のことだけでいっぱいいっぱいだったなぁと思い返した。



新人研修について振り返り。

〇〇劇場支配人と講師の1人とわたしと、3人で振り返り会をした。
研修が終わったのが5月末なのにずいぶん間が空いてしまった。

アンケート内容を読み起こしたりこんなもしやってみてよかったねーとか課題があるとしたらこんなことかねみたいなのを話しながら出していった。
予定時間が終わったので、そこからは何となくそのまま雑談。

会社に思うことを言いあったり、ここでもラジオをやってみたいんですよねーみたいな話をしてみたり。
あと4月にnoteでも書いた「やわらかい壁」っていうキーワードでやってもいいかなーっていうの思いついた。
noteでは、やわらかい壁のようになりたい、と書いた。
それがそのままpodcastのテーマにもなりうるなと。
もうすこしイメージはさぐっていきたい。

劇場支配人が「(ダーマツさんが)やりたいっていうことを、僕は応援するよ」と言ってくれて本当にうれしかった。
応援してくれる人がいるっていうのは、本当に勇気づけられますね。


よる。

散歩へ出る前に、スマホにイヤホンをさしたら、ついに左側も聞こえなくなってしまった。
つまり右も左も聞こえない状態になって、イヤホンとしての役割を果たせないイヤホンになってしまった。
これはもう買い直さないとだめだ。


近所を散歩して10,000歩、達成。

お風呂のなかでマッサージもどきみたいなことをした。
そうしていると、頭皮から汗が流れていくのを感じられた。
気づいたら30分ぐらい浸かってた。
今夜もよく眠りたいから、ひとりキャンドルナイト。
実は、キャンドルを普段つかわないくせに、3つも持ってているので、昨日とは違うキャンドルに火をつけて、窓際にすわって風を感じながら過ごした。


昨日の深夜に届いたしいたけ占いの声を聴き直すと、最後のほうに初耳な内容が入ってた。
つまり朝、すべて聴いたつもりでいたけれど、最後までちゃんと聴けていなかったということだ。

占いの意味も、また聴き直して、頭に入るといいなと思った。 
そして下半期のしいたけ占いの文量がたくさんあるから、いちどでは送れなかったとのこと。
早く聞きたいので、わたしからの返事を早く出そうって思った。

なんて自分本位な!



届いた声:2つ
贈った声:〇


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