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「なぜですか」はもう怖くない! 最新刊の最大の特長はこれ!

以下、無料メルマガ「ふくしま国語塾・福嶋隆史の教育情報局」No.201の一部転載です。

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最新刊『ふくしま式で最難関突破! 男女御三家・難関校 中学入試国語を読み解く』の最大の特長は、なんといっても「三段論法」を活用した読解法の徹底にあります。

「なぜですか」と問われたとき、いつもこの型を意識的に用いることによって、答案の【骨組み】を構築できる。
骨組みさえ正確に作ってしまえば、それで得点の半分ほどは稼げる。
そうやって、まずは合格者最低点をゲットすべし。

──これが、最新刊の最大の収穫となることでしょう。

第1章の「ふくしま式」徹底解説の中で、鉄則1~22をすべて解説していますが、なんといっても、鉄則19,20は強力です。

なにしろ、鉄則解説・全23ページ中、9ページを、鉄則19,20(因果関係整理の技術)に費やしているのです(笑)

これまでのふくしま式問題集ではお目にかからなかったような図が登場します。ご期待ください。

ところで、「三段論法ってなんだったっけ」という声も聞こえますので、大枠だけ、紹介しておきましょう。

【ふくしま式「なぜですか」攻略法】

〈 I 〉「前件肯定」パターン
(問い:型)「1は2であると言えるのはなぜか」
(答え:型)「1は3であり、3ならば2だから」
(問い:例)「ソクラテスは死ぬと言えるのはなぜか」
(答え:例)「ソクラテスは人間であり人間ならば死ぬから」
〈 II 〉「後件否定」パターン
(問い:型)「1は2でないと言えるのはなぜか」
(答え:型)「2ならば3だが、1は3ではないから」
(問い:例)「この鳥はカラスでないと言えるのはなぜか」
(答え:例)「カラスならば黒いが、この鳥は黒くないから」

ああ。ソクラテスに、カラス。
どっかで聞いたことがあるなあ。
という方も多いでしょう。
これらの型・例は、なにも「ふくしま式」というわけではありません。
大昔からある、世界共通のパターンです。

しかし、それらを「小学生向けに」「すぐ真似できるように」かつ「最難関校受験で活用できるように」提示するのは、おそらく私が「日本初」ではないかと思います。

今回の本では大問が17問あるわけですが、小問の解き方を三段論法によって説明した回数は次のとおりです。

前件肯定パターン:14箇所
後件否定パターン:4箇所

より詳しくは、下記のとおりになっています。

前件肯定パターンで解く設問:
開成:説明文1
桜蔭:説明文1/物語文1
武蔵:説明文1
雙葉:説明文2
駒東:物語文3
灘 :説明文1
浅野:説明文1
洗足:物語文2
栄光:物語文1

後件否定パターンで解く設問:
開成:説明文1/物語文1
雙葉:説明文1
渋幕:説明文1

ぜひ再認識していただきたいのは、「どの学校でも」「説明文でも物語文でも」「同じ型によって」読み解くことができる、という事実です。

そうであればこそ「型」であり「技術」です。

そして、そこに徹底してこだわるのが「ふくしま式」なのです。

ふくしま式で最難関突破! 男女御三家・難関校 中学入試国語を読み解く』(福嶋隆史著/JMAM:日本能率協会マネジメントセンター)
◇ 344ページ※
(※うち109頁は入試問題本文(含設問)/235頁は解説等本文)
◇ 価格 1,980円(税込)
◇A5版縦書き
実物ページ画像14ページ分を見る

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