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日本の中のアメリカ(沖縄中部)

南部から北上

米軍基地

沖縄中部を通過する際に絶対に見る光景がある。
それは、沖縄でもない、日本でもない、アメリカの街だ。
人、車、道幅、建物、その全てがアメリカと言っても過言ではない。
20歳の時に留学していたテキサスを思い出すような風景、空気感。
那覇でさえ本島とは空気感が違うのに、中部の普天間、宜野湾、読谷あたりは独特の空気感が出ている。
決して、空気感が悪いとか嫌だとかではなく、この地域はまだ50年経過してもアメリカなのである。

読谷基地

トリイステーション

沖縄における基地問題はこの先も続く事でしょう。
賛否両論ある中で、僕個人の意見はここでは発言しませんが、基地を拡張しようとしていますので、反発は否めないでしょう。
僕は転勤族だったのでいくつかの土地に住みましたが、今まで住んできた環境では、敗戦した過去を知ることはあっても、アメリカの風景がここまで見える環境はありませんでした。
しかし、ここではリアルにそれを感じます。僕たちは敗戦し、植民地になったという事実は消えないし変えれないという事実。
アメリカという国に憧れて留学を決めましたが、当時、歴史を学ばずに留学した事を今更ながら反省しております。

読谷村

知り合いの紹介で読谷村のモツ鍋屋に行きました。
好きだけど博多ではあんまり食べなかったもつ鍋をまさか沖縄で食べるとは夢にも思っていませんでしが。余談ですが、鹿児島の同級生ももつ鍋屋をしており鹿児島に帰った際に一度行きました。どこで食べても美味しいものです。読谷、もつ鍋で検索すると必ず出てくるripaloさん。
めちゃくちゃ美味しかったです。美味しいワインもありまして最高でした。
ありがとうございます。

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読谷村には昼過ぎについて1泊予定。街を歩いたり、スーパーに行ったりランドリーに行ったりしました。アメリカンっぽいスクールバスやスケボー少年たち。滞在するとよりアメリカを感じることができます。

ルート58が好かれる理由

ルート58を読谷からさらに北上するとシーサイドドライブインという昔ながらのレストランが見えて来ます。平日のお昼なのに大賑わい。どうやら地元のかた、バイカー、ドライブの休憩場所になっている様子。自転車は僕の他に数名いました。1967年創業、お店の作り、お客さん、空気感全体がアメリカって感じです。スープがオススメとの事でしたのでセットで注文しました。美味しかったです。ありがとうございます。

シーサイドレストラン2

ここからルート58を海に沿って北上するのですが、交通量は割と多めでした。
どうやら信号が無いみたいです。自転車でも十分気持ちよかったです。
沖縄は縦断する際に急ではないので登れるのですが、坂が多いので心して臨んでくださいませ!
読谷から恩納村、そして名護まで1本道なのですが、ビーチがたくさんあり、リゾート系のホテルが連立あったりして、那覇、嘉手納、普天間などともまた違う空気感を楽しめそうです。

ビーチ 中部

万座毛

万座毛

万座毛2

沖縄を代表する青い空、青い海を一望できる場所です。
晴れていて、景色が良い日に行けてよかったです。今回の旅は天気に恵まれることが多かったです。万座毛からみる景色、自然の力強さを見ると、琉球神道が自然を崇拝する理由が分かるような気がします。
本当に私達人間は自然の前では無力になります。

名護市

登り、下りを海を見ながら繰り返して行くと遂に到着します名護市。
那覇の規模に比べるともちろん小さいのですが、お店の数が多かったり、人が多かったりします。
21世紀の森公園という大きい敷地があります。キャンプしたり、ランニングしたり、飲食したりと非常に人が多い公園でした。
ここでの夕日は最高です。この時期だとテイクアウトしてオリオンビールとタコスがあるとずーと夕日を見てられます。

1日の移動距離にして60㌔ほどです。
滞在順は順不同ですが、現地ではそのように楽しんでいました。
沖縄中部、ルート58をまとめると
沖縄中部は、坂がありアップダウンがあるルート58の一直線。
老舗のお店やホテル、ビーチがたくさんあり、自然を楽しめます。
最終的に名護で夕日を見れたら最高です!

次回は世界遺産になろうとしている、沖縄北部、やんばる地域をお届け致します。

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