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自分にベクトルを向ける

3月は有給消化をさせて頂けるという事で、自由に使える時間が増えました。この感じは懐かしく、大学時代の春休みのようです。
今後の自分の人生の中でこのように時間を過ごす日々はもう2度ないかもしれません。ありがたく時間を使わせて頂きます。

西郷どんから学ぶ
割と早めに起床してNHKオンデマンドで西郷どんを観ております。
毎回涙してしまいます。全ての民が満足いく食事ができるように、と願う西郷さんの倒幕、明治維新のお話です。
西郷どんを見始める前に司馬遼太郎さんの翔ぶが如くを読み始めました。
映像と活字、女性と男性目線で描かれた西郷さんから多くの事を学ばせて頂いております。
僕の持論ですが、西郷さんは月照さんとの自殺未遂、2度の島流しにより死生観を得るとともに今でいうスピリチュアル的な哲学をお持ちになられたような気がします。
当時、戦で死ぬ事や侍の生き方としての切腹など死ぬ事が美学とされていた時代に生き続ける事を提案し続けたのはこの哲学の賜物だと思います。
敬天愛人。この言葉に集約された西郷さんの生き方、哲学はその後の明治政府にはあったのでしょうか?
また戦争を繰り返し、高度経済成長を経た現在の日本という国にこの哲学は浸透しているのでしょうか?

日本のいちばん長い日

この映画を観て、とても辛い気持ちになりました。
人間は過去から学び、繰り返さないように行動しないといけない。
戦争でなくなった方、戦後頑張ってきた方に本当に感謝です。
食べ物に困らない、物に溢れ、時間を自由に使えるようになったこの時代に置いて日本人の誇りはあるのでしょうか?
時代遅れと言われようが、もっと過去から学びたいと改めて思いました。
今の日本人は平和ボケという言葉で表現されるように、骨抜きにされているような気がします。僕もその中の一人だったし、今もそうだと思います。
過去から学ぶ事を続け、日本人として守るべき事を守れる人間になろうと思います。
まずは自分という人間を確認する事。自分がどういう人間なのか。

この春休み期間は自分を確認するいい時間になりそうです。



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