倉庫を倉庫にリノベする④ 「廃棄」
廃材からは木材のように再活用できるモノもありますが、ほとんどはそのまま廃棄されるモノばかりです。
解体現場からは石膏ボード、ビニールクロス、ジプトン、Pタイル、タイルカーペット、配線、タイル、釘などなど大量に廃棄物が生産されます(廃棄物が生産されるなんて嫌な言い方ですが、解体現場からはどんどんそれらが生み出され、積み上がっていきます)。
解体はもちろんすべて手作業です。その内容は、石膏ボードなどの比較的簡単に解体できるモノから、モルタル、Pタイルなど破壊に物凄く手間がかかる(労力を要する)モノまで様々です。
その中でも特にPタイル剥がしには苦辛しました。
今回のリノベでまずやらなければいけない事、それは事務所と応接室として使っていた場所をすべて解体して元の姿に戻すことです。要するにオリジナルの倉庫の姿に戻すことが最初のミッションとなります。
そしてその解体の結果、必然的に事務所と応接室2部屋分の廃棄物が発生することとなりました。
倉庫という無機質で粗朴な建物に、事務所や応接室という「快適でないと成立しない空間」を設けるということはそれだけ、高カロリーな新建材を持ちいる必要があるということ。その事がこの解体作業を通じて、また大量に発生した廃棄物を見て伺い知ることができました。
次回はいよいよ事務所の屋根部分を解体し、天井が吹き抜けるようにしていきます!
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