【不安】人生の基本設定から考える

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皆さんは、
人生における
感情の基本設定は
どうなっていると思いますか？

幸せでしょうか？
それとも
不幸せでしょうか？

喜びにあふれるものでしょうか？
それとも
悲しいものでしょうか？

楽なものでしょうか？
苦痛なものでしょうか？

それとも
まったくの白紙でしょうか？

皆さんは
どう思われますか？

この
人生の基本設定を間違うと、
不安になりやすいと思います。

今日は、
そんなお話をします。

そこで
私の思う人生における
感情の基本設定は何かというと・・・

現時点では、
苦痛だと
思っています。

それは何故かといいますと、
生きているだけで
何もしなければ
辛いという体験からです。

楽しいこと
嬉しいこと
幸せを感じる事は、
何もしないと起こらないです。

でも
何もしなくても、
お腹は空くし、
眠たくなるし、
暇だし
朝起きるのは辛いし、
といった感じで
何もしないで生きるだけでも
苦痛を感じるからです。

お釈迦様は、
四苦八苦
という言葉を
おっしゃっています。

四苦は、
生老病死、
すべて苦であると。

また
八苦として、
愛別離苦
怨憎会苦
求不得苦
五蘊盛苦
これを
四苦にプラスして
合わせて八苦だと
おっしゃって、
人は生きているのは
『苦』であると
おっしゃっています。

それでも
幸せの人がいると
反論が出ると思います。

それは何故か
それについて
宇多田ヒカルさんが
面白い見解を述べています。

「誰かとの別れを乗り越えるのは、
なぜこんなに痛いのか？」
という質問に、

「関係が終わったり、
誰かを失ったりする時に痛みを感じるのであれば、
それは最初から
心の中に痛みがあって、
その関係が痛み止めのような役割を
果たしていたんだと思います。

そんな支えを
失ってしまうことに
痛みを感じるのだと思います」

と回答されています。

私も
すごくこの意見には同感です。

基本設定が苦痛である。

でも
その人の
ご縁や
運や
徳によって、
自分の周囲にある
こと、
モノ、
人が、
苦の絆創膏や痛み止めになって
苦を和らげてくれている。

こう考えると、
やはり
人生の基本設定は
苦痛なんだろうな・・・
というのが、
今の私の考えです。

そのために
その苦には
不安も、
ごく基本的な設定の中に
入っていると思います。

人が
不安になるのが
基本設定なんだと思います。

では、
どうしたらいいか？