【不安】鉄が不足していないでしょうか

以前も
このお話をしたかもしれません。

大きく
ミネラルという形で
お話ししたような記憶があります。

ミネラルの中でも
今日は
鉄不足による不安について
お伝えをしていきます。

そして最後に
鉄分を
いかに身体に取り込んでいくのか。

その方法も
お伝えしていきますね。

鉄不足は、
うつ病に似た症状を出すことが
指摘されています。

鉄不足は、
ドパミンの機能を低下させる
と言われていて、
感情とも
非常に密接につながっています。

ドーパミンは、
心地よい感情や
やる氣などに関係する
脳の神経伝達物質です。

この
ドーパミンを作るのには、
鉄分が必要になります。

そのため
ドーパミンが不足すると、
疲れやすい、
元氣が出ない、
不安や憂鬱、
集中力が低下するなどの症状が
現れてきます。

また、
鉄分を貯蔵するのに
必要な
物質があります。

フェリチンといいます。

フェリチンは、
身体の中に
鉄を蓄えるタンパク質です。

血液の中の鉄分が不足すると、
フェリチンから鉄分が放出され、
血液内の
鉄分の量を
調節することになります。

そのために、
普段使う鉄分は
ヘモグロビンですが、
それはお財布みたいなものですね。

フェリチンは
貯蔵しているために
貯金みたいなもんですね。

ここで問題があります。

ヘモグロビンの値が正常でも、
このフェリチンの値が
低下している人がいます。

「私は
貧血と指摘されたことがないです」
といっても、
意外とフェリチンの方が
低下している方があるんです。

そのため、
鉄の貯蔵量が減っているというだけでも、
氣分が落ち込んだり、
不安を始めとする
症状が出たり、
身体的な症状が出たりします。

こういう場合のために、
ヘモグロビンの値が低くなるのを、
鉄欠乏性貧血といい、
(女性に多いですよね)
逆に、
男性でも隠れ貧血みたいな方がいて、
先程のフェリチンの値が低くなって、
潜在性鉄欠乏症と
言われたりします。

このように不安に対して、
非常に大切な鉄分ですが、
なぜ不足するんでしょうね。

その理由が
また少し
込み入ったものになります。

その
お話をしていきます。

鉄分は食物から摂取します。

しかし、
食物と結合した鉄分を
剥がす必要があります。

その際に必要なのは
酸です。

身体の中での酸と言えば、
塩酸である
胃酸です。

胃が正常に働いていなければ、
胃酸が減少します。

この胃酸の減少のせいで、
鉄分を吸収できなくなっている人が
非常に多いです。

その他
女性で月経の際に出血が多くて、
鉄が不足している
ケースもあります。

いずれにせよ
胃酸はすごく大切です。

では、
なぜ胃酸が減少するのか?

これには理由が
いくつかあります。

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