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フク郎
2022年12月27日 14:38
※わかりやすく、楽しんで読めるように訳してあるので、原典に完全に即した現代語訳ではありません。雲井後一条天皇は一条院の第二皇子でいらっしゃいます。御母君は上東門院彰子様。当時は中宮と申しておられたお方ですよ。この彰子様はあの藤原道長様の長女です。さて、この天皇は寛弘5年9月11日にお産まれになり、同年10月16日に親王宣下されまして、寛弘8年6月13日に御年4歳で東宮にお立ちになられ
2022年12月22日 16:16
※わかりやすく、楽しんで読めるように訳してあるので、原典に完全に即した現代語訳ではありません。序文3月10日頃のことです。同じように仏教信仰に篤い友人を何人か誘って、初瀬にある長谷寺に詣でました。そのついでに、良い機会だからといって他の寺も巡ろうということになって、数日かけて大和の方へ旅歩きをしていたのですが、なかなか道のりの遠いこと。その上お日様も照って暑いのなんの。そうしている
2022年12月22日 08:05
今鏡は「四鏡」として大鏡や増鏡と共に並び称される歴史物語です。1170年頃に成立したとされ、後一条天皇から高倉天皇までの13代、146年(序文には143年とある)の歴史を大鏡の構成を踏襲してえがいています。その特徴としては芸能記事(特に和歌)を多く含んでいることが挙げられます。また、末法の世が到来し、絶望的な時代であったにも関わらず、全体的に前向きで、悲観的な記事がほとんど見られないところなど