見出し画像

「海馬/脳は疲れない」を読んで2 下手でもいいからコミュニケーションをとることの大切さ

ビジネスやクリエイティブの世界で「あの人は何かやったなぁ」とまわりに思われるようなすごい人に会うと、驚く。
一般的には無口とか物静かと思われている人でも実際には饒舌なのだ。もう、一流と言われるような人は全員が「おしゃべり」といってもいい

それはきっとモノや人との結びつきを絶えず意識している力があるからだと思われる。コミュニケーション能力が高いというか。
コミュニケーション能力が低いとか、しゃべりが下手と思えるような人でも、それは「下手」なのではなく、文法が特徴的だとか、「詩」として語っているというか。その詩的なしゃべりの中の情報量がものすごかったりする。

脳が何かと何かを結び付けることでいうと、「たとえ話を思いつく能力」もその範囲に入る。

たとえば宗教の開祖、釈迦、キリスト、マホメットしかり、みんなたとえ話名人だ。

脳科学者は神経細胞ひとつだけを見てしまう癖があるが、「それぞれの神経細胞のコミュニケーションの取り方が分からないと脳は分からない」

人間社会も脳も、個人や細胞同士の相互関係があってはじめて機能を表す。

サポート、SNSなどでシェア、スキやフォロー、コメント、なんでも嬉しいです。ありがとうございます!