お家検討中⑪注文住宅がちょっと気になりだした話
さて、前回『やっぱり注文住宅も気になるかも…』と方向性が変わりだした我々一家。
申し訳なく思いつつも、一条工務店の営業さんにはアイスマイルプラス(一条の中では一番お手頃の注文住宅プラン)の見積もりを依頼。
何度も申し訳ないが、それだけ真剣に一条工務店を検討しているということで…。毎回しっかり対応してくださる営業さんに感謝。
しつつも、せっかくなので、ということで
別メーカーの注文住宅も見てみることに。
今回見学に行ったのは
『クレバリーホーム』
『アイ工務店』
この二つをピックアップした理由とともに、今回はこの各メーカーのお話をしていこうと思う。
① クレバリーホーム
こちらを選んだ理由としては。
・価格が比較的お手頃(もちろんローコストメーカーほどではないが)
・全面タイル張り
の2つである。
価格の面で、一条工務店よりお手頃
かつ、一条の魅力の一つ
『外壁が全面タイル張りでメンテナンスにお金がかからない』
これをクレバリーさんも行っている。
クレバリーさんは『外壁全面タイル』をかなり推していて、タイルの種類も一条工務店だと数えるほど…なのに対し、
クレバリーさんは標準で選べる範囲でも18種類!!
しかもカラーもそれぞれ個別に4~6色程度あるので、各5色と考えても全90パターン。そのほかにオプションのタイルやアクセントタイル(一部にのみ使用可)があり、選べる範囲がものすごく広い!!
外壁もおしゃれにこだわりたい!という方にはたまらないだろうな、という感じ。
タイル張りの魅力についても改めて認識できた。
屋根は瓦で、やはりこちらもタイルと同様耐久性が高くメンテナンスコストが抑えられる。
また、断熱等級に関しても
『エネリート』という建物タイプにすれば断熱等級7を取得可能。
空調はエアコン(全館空調や床暖房はなし)。
標準的な建物タイプ『CXシリーズ』でも断熱等級5~6は取得可能。エネリートはCXシリーズプラス2~300万くらいの価格差、ということだった。
お話を伺うと、(ミドルコストメーカー全般の特徴なのかもしれないが)コスパはよさそう!!という感じ。
じゃあ、具体的にいくらぐらいなの?
というと規格住宅ではないので、例えば建物タイプ、キッチンや浴槽をどれにする?などによって当たり前だが金額に差が出てくるので一概にはいくらとはいえない、という回答(そりゃそうだ)
でも、なんとなーく建物のみで30坪2,000~2,500万くらいかな…?
という雰囲気はつかめた。
② アイ工務店
最近はやりの?!アイ工務店。
こちらを選んだ理由としては、
・間取りの自由度が高いと聞いた
・断熱、耐震に力を入れている
・最近、急成長しているメーカーさん!
この3点である。
間取りの自由度、は規格住宅も考えていただけありそんなに重要視していないのだが、自由度が高いってどんなもんじゃ?!見てみよう!
というノリである。
実際、モデルハウスを見学に行くと
・スキップフロア
・吹き抜け
・2.5階
・屋根裏部屋
と、面白い間取りが盛りだくさん!!!
あくまでこういうこともできますよ!というPRのためのモデルハウスなのですべて詰め込んだ感じだが、実際は好きなところだけピックアップして建てられますよ~と営業さんからフォローも入った。
まあ、確かに面白いけど実際建てるとなるといらないかな…(笑)
大開口、大空間の間取りは難しいらしいが、
『間取りの自由度』に関してはかなり高いメーカーさんなのでは?と素人の私たちでも感じた。
さらには『断熱、耐震に力を入れている』という点。
Neesという建物タイプでは標準仕様で断熱等級5を取得。オプションや間取り次第では6も狙える、とのこと。
そして特記すべきは耐震。
耐震等級3(最高ランク)取得はもちろんのこと、『制震』も取り入れているため繰り返しの揺れにも強い。ちなみに耐震等級3、制震は標準仕様。
正直、断熱に関してはオプションありのクレバリーさんや一条の方が強いのだろうが、『必要十分』な性能であると私たちは感じられた。
空調に関しては基本、エアコン採用。床暖も可能だがオプション扱い。あくまでエアコン空調推しで、床暖はあまり勧めていないのかな?という印象。
そして最後に、最近急成長しているメーカーさん!ということで、
なんとアイ工務店さんが会社設立したのは2010年。
ここ14年で、『最近どこの住宅展示場でも見るよね~』というレベルに到達しているのである。
実際、『建築棟数』が年々伸びているのは数ある住宅メーカーさんの中でも数少ないらしく、そのうちの1メーカーがアイ工務店さん。
少子化や物価高の影響で、多くのメーカーさんは伸び悩んでいるらしい。(むしろマイナスなところが多い)
細々としたコストの削減をしていたり、基本中途採用の『ベテラン営業さん』で構成されている会社であること、お客様の声をいち早く取り入れトレンドに乗ることがうまいメーカーさんであること
などが伸びている要因なのかな?と感じる。
実際、私たちがモデルハウスの見学に行った時もたまたま営業さんが1人、お手すきだったので対応いただけたが、みなさん打ち合わせに入っておられて忙しそうだった…。それだけ、伸びているメーカーさんなのだなと感じた。
そして気になる価格帯。
これはクレバリーさんと同様に注文住宅であるから正確な金額はわからないが、だいたい30坪で(クレバリーさんと同様に)2,000~2,500万円くらいかな…?という印象。
もちろん、注文住宅という性質上同じ坪数でも人によって金額はかなり変わるのだろうが。
個人的には、ここで建てるのも面白いかも?!と思ったメーカーさんであった。
そんなわけで、他メーカーにも浮気(?)してみたわけだが。
正直、建物金額だけでいえばアイスマイルあたりと同等なのかな、と。
ただ、一条工務店の強みとして
『大容量の太陽光・蓄電池、全館床暖房』があり、これらが入ったアイスマイルと
クレバリーさん、アイ工務店さんが同じくらいの価格帯。
アイスマイルはあくまで規格住宅であるから安いのは当然ではある。
注文住宅、自由に間取りを考えたりキッチンなどの住宅設備を選べるのも楽しそう。
が、太陽光蓄電池と床暖の恩恵!!
これは結構強い気がする!!
ここが悩みどころである。
またまた悩みどころではあるが、
家は大きな買い物。
我々なりに、納得のいくところまでじっくり悩んでみようかな、と思う。
次回はアイスマイルプラスの見積もりのお話をしていけたらいいな。
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