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簡単10分「お家でおけいこ」②「長い・短い」

お家でおけいこシリーズ二回目は「長い・短い」のお勉強です。「大きい・小さい」同様、「長い・短い」は所謂、反対言葉になります。この反対言葉は小学生になってからも出てきますし、知っている種類が多いほうが言葉の幅もグンと広がります。それでは、今日も、楽しくおけいこをはじめましょう。

【長い・短い】学習目安時間:10分 用意する物:紙、鉛筆、紐、はさみ

○まず始めに保護者の方が紙に長さの異なる線を2本書いて下さい。この時、線の色を変えてもいいでしょう。そして、お子さんに「どちらが長いかな?」と線の長さを比べてみるよう尋ねてみます。

○2本の線の長さが分かれば、次にはもう1本、線を増やします。この時、お子さん自身に線を書いてもらってもいいと思います。そして、「この中でどれが一番、長いかな?(あるいは短いかな?)」と尋ねてみましょう。複数ある中から選び抜く、この時の「詳しく物を見る」「判断する」このことは子どもの学習において大切なプロセスです。

○紙に書いた線が分かったら、次は「実物」を使って「長い・短い」を学んでみましょう。長さの異なる紐を予め用意しておいてもいいですし、お子さんの前で用意しても構いません。何本か並べた中から、「一番長いのはどれかな?」「2番目に長いのはどれかな?」などと尋ね方を変えながら聞いてみて下さい。それが出来たら今日のおけいこはおしまいです。

◎応用編◎紐を使って長さを比べる場合、あえて紐の端を揃えなかったり、紐に結び目を作る、波型にする、このように条件を変えて紐の長さを比べるおけいこをするといいでしょう。

「長い・短い」このことを日常の中でも、鉛筆やタオル、背の高さなど比較出来る対象があれば「どちらが長いかな?」「この中で一番長いのはどれかな?」「2番目に短いのはどれかな?」などと自然な形で会話の中に織り込んでみて下さい。

「ゾウさんは大きいね」「小さいアリさんだね」「キリンさんの首は短いね」「この鉛筆、短くなっちゃったね」など、生活の中の様々なシーンの中でのお子さんとの会話、問いかけの中にもこのように「大きさ」や「長さ」を意識する働きかけをしてほしいと思います。幼いうちの語彙力の差は後の【言葉の力】つまり、表現力や読解力に大きな差を生みます。

お子さんと楽しく会話をし、そして、楽しくおけいこをしていきましょう。今日のおけいこはこれでおしまいです。大変、良く出来ました!!

次回もどうぞ、お楽しみにして下さい。


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