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《家庭教育》親の得意を発揮しよう!

私が家庭学習を推奨していることもあり、皆さん、家庭学習を本当によく頑張って下さっています。それでも、『家だと集中力が長続きしません』『私が教えると、分からない!って言うんです。先生の言うことはよく聞くのですが…』など…家庭学習ならではの悩みを耳にすることが多いです。そんな時、家庭学習、親子学習の壁の高さを感じます。しかし、よくよくお話を伺ってみると、学習時間や目標が高すぎるというケースも少なくありません。そんな時、どのようにすればいいのか?それは、一旦、ハードルを下げてしまえばよいのです。家庭での学習時間や分量を減らして様子をみて下さい。お子さんが集中できる時間や分量を把握することは、家庭学習を継続する上で大切です。自分たち親子が穏やかに取り組めるのはどの位か?お子さんが『また、明日も頑張る!』と思えるのはどの程度なのか?家庭学習が上手く進まない時は、一度立ち止まって(焦りは禁物。落ち着きましょう!)現状を把握してほしいと思います。無理な学習はかえって、勉強への拒否感を強めることにもなりかねないので、要注意です。

次に、家庭学習に取り組む際には、その全てを親が担おうとしないことです。誰にでも、得意・不得意な分野があります。親自身が『自分でも教えれることができそう』『楽しそう』と興味を持てる科目だけを教えるという手段もあります。では他の科目は?そこは、お子さんの学習状況にもよりますが、必要に応じて塾や家庭教師の手を借りるのがいいと思います。できればその際には、必要な科目だけを教えてくれる塾や先生がおすすめです。家庭学習においては、親が全てを担おうとすると子ども共々倒れてしまうこともあります。他から力を拝借しよう!そのようなスタンスでいいと思います。

『どの科目も教える自信がありません…』『勉強を教えるのは苦手です』そのような場合は、他のことを教えれば良いと思います。勉強は主要科目だけではありません。体育や家庭科、音楽、習字や工作、絵画を教える!それもありです。大ありです!!勉強以外でも、保護者の持つスキルや特技を活かし、家庭教育するをするチャンスはたくさんあります。家庭学習、家庭教育は上手くいけば、親子の豊かなコミュニケーション、信頼関係にも繋がります。『何かはじめてみたいな』と思ったら、『何が出来るかな?』と考えてみて下さい。ハードルは低く、そして、楽しく取り組めそうなものからスタートするといいと思います。

ちなみに、私は娘との家庭学習も8年目。このことを知っているママ友さん達から『信じられないー!』と言われたり、明らかにそのような反応をされることもあります。『私だったら、すーぐイライラしちゃってダメ』『喧嘩になってちゃうから、勉強には関りたくないなぁ』という意見もよく聞きます。あるママ友宅の話。父親(夫)が事あるごとに学生時代、いかに自分が成績優秀だった等、武勇伝を語るので子どもに勉強を教えてあげるよう勧めたそうです。結果…張り切って指導することにしたものの、あえなく断念。『答えは分かる。でも、どう教えたらいいか分からない』とおっしゃったそうです。それ以降、武勇伝を語る場面は減ったでしょうね・笑。これは一例ですが、《自分が分かること=人に分かりやすく教えることができる》ということではないということです。

私の場合も同じ。勉強を教えることは我が子であっても、生徒さんであっても苦に思うことはありませんし、むしろとても楽しいことです。しかし、私は《技術》を教えるのが難しい!例えば、折り紙や裁縫、料理などもそうですし、球技や自転車など…。これまでにも、これらのことを娘に教えようとしては失敗しています。どうも、駄目なんですよね。イライラしてしまう…。頭では分かっているけど、『何で、何度も教えているのに出来ないの!』と思ってしまうのです。当然、娘もそんなイライラ母には習いたくないことは一目瞭然。逆に、勉強にはノータッチ、先に出てきたお父様同様に、『答えは分かるけど、説明出来ない』と言い切る夫ですが、《技術》を教えるのは上手です。様子を見ていると、口数、指示自体が少なく、娘のやり方を黙って見守っています。途中、少し助言をするだけ。すると、娘もイライラ母が教える時よりも、素直に聞いているので、何とか出来るようになるのです。ガミガミと口うるさい私とは全く異なる指導法にいつも感心させられます。あっ、ちなみに、学習に関してはイライラ母になることはありません・笑。夫を見ていると、《何とか出来る》この辺りのさじ加減が上手なのだと思います。私の場合、もっと、もっと、もーーっと!!上手くできるようになるのにぃーー!キィー!となってしまいます。欲深いのでしょう。

と、まぁ、こんな感じで、家庭で教えることは、親の得意分野であったり、スキルが高いものから挑戦するのが王道です。が、それ以上に大切なことは、イライラ親にならずに済みそうなものを選ぶ。これが一番だと思います。子も親も、《楽》つまりは、そこに楽しさがあってこその家庭学習、家庭教育です。

皆さんは、ご家庭でどんなことをお子さんに教えていますか?あるいは、これから教えてみたいですか?娘はお菓子作りをしたいようですが、正直、イライラ分野なので、私には穏やかに教える自信がありません。親子でクッキング、和やかに行いたいものですよね…。どなたか、娘にお菓子作りを教えて下さい・笑。その間、私が代わりにお子さんにお勉強を教えます。そんな、交換が出来たらいいのになぁーと思います。

それでは、次回もどうぞお楽しみに。




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