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壁は小1だけじゃない!悩める保護者お助け隊

学習相談をしていると思うこと。それは、保護者の方の悩みや心配事はお子さんが何歳になっても尽きないという事です小1の壁、小1ギャップを乗り越えるべく、学習指導や就学準備をしています。しかし、それでも問題は起きる・・・そう感じているこの頃です。学習面での問題がないとしても、学校への行き渋りがあったり、学校は楽しく通えているが学習の遅れや意識の低さが気になったり・・・。実はバランス良くなんてことは理想に過ぎず、それを実現するのはとても難しいことなのだと思います。バランスの悪い、偏った私に育てられた娘はとてもアンバランスな子です。でも、私はそのアンバランスな娘の形が好きですし、無理やり美しい円にしようと思ったことはありません。もちろん、娘が社会生活をする上で困らないようにあれこれと工夫や助言はします。放置や放棄はしません。しかし、親である私が手助け出来ることには限りがあります。情けないですが微々たるものです。あとは娘自身が元来持つ力、お友達や周囲のカから受ける影響、それらを携えてたくましく生きてくれることを願い、信じるだけ。少しずつ、ゆっくりで良いので娘をはじめ、お子さん達自身が過ごし易く、そして生きやすい形を作り上げてほしいと願っています。どんな形だとしても、たとえそれが歪な形だとしても、誰とも同じではないたった一つの形。それを「綺麗だね」って言える私でありたいです。

学習相談をしていて思うもう一つのこと。それは保護者の方は園や学校側に随分と気を遣われているということです。一時流行った「モンスターペアレンツ」この言葉を気にされて先生へのお電話や相談を控える方もいます。忙しい先生方を必要以上に気遣われている方もいます。では、保護者は一体誰に相談すればいいのでしょうか。どこを頼ればいいのでしょうか。私はそんな保護者の方からのご相談を受けています。少しでもお力になれたら、気持ちに寄り添えたらと思っています。私に出来ることはお話を聞き、そして一緒に考えること。お子さんの成長を共に見守ることです。小1の壁は子どもだけではなく、育てている保護者の問題でもあります。また、その壁は時に高く、乗り越えてもまた次の壁が立ちはだかることがあります。その時々で保護者の方が安心して相談出来る環境や存在、ケアはとても大切だと感じています。学校だとスクールカウンセラーがその役割を担っているようですが、同じ福岡県内であっても、学校によって相談出来る環境にかなり差があると感じています。

現状、幼保小の連帯はまだまだ不十分であると感じています。子育て支援は同時に親支援が必要です。子どもも親も孤立しない。そのための支援策や体制作りを望みます。と同時に《私に出来ることは、きっとまだある》そう信じて今日も私自身、日々変わりゆく形を作成中です。

皆さんは今、どんな形ですか。これからどんな形を作っていきたいですか。

それでは、次回もどうぞお楽しみに


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