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オオクチバスを知ろう

 皆さんはオオクチバスという魚を知っていますか。環境省のデータによるとオオクチバスは、北アメリカ原産の肉食性淡水魚で大正時代に食用として日本へ持ち込まれました。繁殖力と定着力のどちらも強く、他の魚や甲殻類、水生昆虫など動く生物をなんでも捕食し、日本の生態系に大きな影響を与えるため、特定外来生物に指定されています。現在は日本のほぼ全域に生息しているため、近くの川で見ることができるかもしれません。

 オオクチバスは通称ブラックバスと呼ばれていて、釣魚として人気があり、各地で釣り人に意図的に放流されていた可能性もあります。また、世界規模で猛威をふるっている侵略種であるため、イギリスや韓国では生体の持ち込みが禁止になっています。 北米での報告によると、オオクチバスは雌1匹あたり2000〜145000個もの卵を抱卵するそうで、繁殖力の高さを知るとともに完全に駆除することが困難だということがわかります。

 オオクチバス以外にも外来生物は私達の周りに多く住み着いています。外来生物の被害を増やさないためにも、外来種のことを知り、飼っているペットを野生に放さないなど、私達にできることから対策していきましょう。

皓介作

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