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サイズとページを決めるのだ【文フリ奮闘記③】

さてさて。タイトルとテーマと表紙が決まったのでお次はサイズとページ。物質として存在するときのイメージを膨らます。


これに関してはゴールから逆算するパターンと順当に足し算していくパターンがあると思う。


小説なんかはお話の内容が大事なので足し算。物語が綺麗に終わることが1番大事。


僕はエッセイなので逆算ができる。大きさとページ数を決めてその中にエッセイを何本入れましょうかね?と考えていく。

サイズどうする?


まずサイズはA6(文庫サイズ)に決めた。
理由はかわいいから。かわいいは正義。
あとかさばらない。


個人的に大きくて薄い本よりも小さくて厚い本のが好き。手に収まってしなっていくあの感じを愛でたい。


持ち運びしやすいのも利点。出店目線だと搬入しやすいし、参加者目線だとコンパクトで軽い。

ページどうする?

で、ページ数は70Pくらいがいい。
アーティストで言う7曲入りミニアルバムみたいな感じ。13曲入りのフルアルバムは間に合わなそうなので。自分のことアーティストで例えちゃった。


ページ数が増えるとどうしてもコストも上がるのでいいバランスを探っていきたいところ。薄すぎず厚みが出てくる70Pで勝負。


実は過去の文フリでジャケ買いした本が手触りとかページ数とか含めて好みだったのでかなり参考にさせていただいた。

かわいい。表紙の紙質も好き。
中身を読むよりも触る回数のが多い(読め)

かわいい本を作るぞ。おー。

余談だけどコピー本はあまり好きじゃないんですよね。コピー用紙をホッチキスで留めるだけのやつ。「資料か!」と言いそうになってしまう。(もちろんやってる人を否定する訳じゃありません!自分の好みの話です!)


せっかく作品にするのなら本としての存在感というか物質感があると嬉しい。だから自分は文庫サイズで小さくする代わりに少しでも厚さを出す方をとることにした。


価格どうする?

印刷所は決めてないけど見積もりしてみると50部くらいなら1冊200円ほどで作れそう。一旦、これを基準にしよう。


さて価格をどうするか。金額を下げて一見さんでも買いやすくして部数を増やす作戦か、妥当な値段をつけて真っ向勝負するか、金額を上げて価値や希少性で利益を増やしていくか。戦略は様々。 


ページ数とサイズから文学フリ相場と照らし合わせる。

うん、500円だな。

高過ぎず安過ぎず。売り切れば利益がでる設計大事。マイナスになると自分が苦しいだけ。創作を続けるためにもお金と向き合う(#夢と金)


あとはちゃんと価値を感じて楽しんでもらえるものを作るのみ。真っ向勝負でいこうと思います。

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やったこと

ページ数と価格の決定。

サイズ:A6(文庫サイズ)
ページ数:70P
価格:500円

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