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次は何しようか?

オタフクガールズが2人体制でライブをやり始めて、昨日で3年経ったらしい。

7年前に思い立って「アイドルやろうや」ってみちゃめろとまおりーたに持ちかけて、キャッチフレーズを考えたり日本橋のアニソン喫茶に偵察に行ったりして、3年ちょい前にみちゃめろに活動再開をお願いして、まおりーたとゆかちゃんも交えて「小道具作ろう」「水着になろう」と仕込みを考えて、ライブに出たのが3年前。

みちゃめろも書いていたけど、色んな出会いがあって色んな経験をさせてもらった。
爆売れして人生変わったとかじゃないけど、「こんなことをしてるとはね」と自分の中にやんわりとした驚きが常にある感じだ。

そりゃもちろん、もっともっと出来ることはあったと思うけど、これでも結構すごい。

「アイドルやってみよう」それから「もう一回やってよ」って一言、口に出しただけで今日に至る。あぁ自分ってすごいなぁ。
発端は自分だけど、やっぱりみちゃめろが全部オッケーしてくれているのが本当にすごい。

活動を振り返って「私は乗り気なのに彼女が渋ってる」なんて状況は活動再開しようよって持ちかけた時以外ないかもしれない。

コロナ禍で活動自粛が続いて、半年間現場のライブも出来なくて、しばらく連絡も取り合わなくて、自分のモチベーションの具合とみちゃめろのモチベーションの具合が全然想像つかなくなった。
これといった動きもなく、年とっていくのは私だけじゃなくて彼女も一緒だしなぁ…なんか思ってるんかなぁ…と不安になる。

そんな中、オタフクの活動名目でリアルに集まるのは3ヶ月近くぶりとなった昨日。

2人体制になってから丁度3年だなんて気づいてないまま、YouTubeの撮影をしよう、と集まっていた。

2時間くらいキングオブコントの話とかバイトの話とかを一通りしてゲラゲラ笑ってからやっとYouTubeの話になった。

やると言ったものの詳しくない私にみちゃめろは、再生数が伸びている動画の傾向や最近ハマっているYouTuberのグループをおしえてくれた。

話していたらびっくりするくらいやりたいことが出てきて、めちゃくちゃ楽しかった。

まだまだやりたいことあるなぁって思った。

「衣装とかはこだわった方がいいの?」

「やっぱり画面の華やかさが無いと、見ようって思わんかな〜」

録画画面に映った私服の私たちは確かに地味だった。

「兎谷みちゃめろです!ぴょんぴょんって、兎の耳でもつけるか?」

「いいやん!狸は~…耳だけじゃわかりづらいかな。葉っぱ乗せれば?」

「お、ええやんええやん!次までに探しとこ」

となり、初回は地味なまま撮影を終えた。

そのあと再始動から3年だという投稿を見て、最初のライブのためにH&Mに衣装を探しに行った日を思い出した。

耳付きのカチューシャや帽子を見て「これ可愛い!」「やっぱり頭部に何かあるとそれっぽさが出るよ」とか言って、衣装のアイデアに取り入れた。

結果、私たちの初回ライブの衣装は頭に黒い綿が2つくっついた謎の出立になった。私たちがよくやる「自分たちの中では筋道があったのに結果的に訳のわからんものになった」のはしりである。

「耳をつければ華やかになる!」と3年前と全く同じことを今日も話していたことに気づき、夜中の2時に1人でゲラゲラ笑ってしまった。

最近、将来設計について考えこんだことがあった。

考え込んだと言っても、時間にして45分。

大阪から京都への移動中に一旦落ち込んで(先行きへの不安というよりは、自分の人格的なものに対して)電車の中で泣くところまでいったけど、京都に入ったくらいに持ち直して、家の鍵をあげる頃には「ここ10年楽しかったし、これからの10年も楽しいよな」という結論に至った。

そしてその時に思いついた今後の人生設計について、みちゃめろに話したら「いいやん、やることあったほうがボケへんよ」と言われた。

決して老後について考えていたつもりはないのだけどな。

しかし、将来どうしたいのとか、これからどうしたいのとか、日頃めちゃくちゃ聞かれる。その時にぼんやりした答えを言うと、つまんなさそうにされるか最悪の場合怒られる。

目先のことばかり考えてるから大成しないというのも分かるけど、次はなにしよっかな〜とワクワクしながら暮らして何が悪い。

これも続いていけば老後につながる人生じゃないか。

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