世の中ってまだそんなに謎あるんや

鳥羽や尾道など、関西からちょうどいい日帰り旅行のことをまとめたいけどまとめられていなくて、日記ばかりでごめんなさいの気持ちになりながらnote。
メンバーシップに入ってくれている友人のおかげで、必死に網走の1日目のことはまとめられた。多分旅行から丸1年経ったころには、公開用に整えられているのではないかな。丸1年じゃ、ちょっと遅いな、もうちょっと寒くなったころがいいと思うので、ペース的にはちょうどいいな。

10月の3連休の初日は、某S社界隈の同窓会的な集まりだった。
S社というのは、株式会社SCRAPのことで、この団体自体は2004年から京都でフリーペーパーを発行し、現在は本社は東京で全国でリアル脱出ゲームを展開している会社。同窓会といっても、明確にいつからいつのどういう立場の人たちというのはなくて、体感的には2010年(だっけ?)に前の事務所から移転した3代目の京都事務社であるnanoビルでワラワラしていて、店舗型施設である京都アジトができるまでのメンバーな感じでした。だいたいなので、それ以前からいる人もいる(私もそう)。

このころはちょうど移行期というか、古い順に並んだとき、前の3分の1はフリーペーパー世代、真ん中はリアルイベント世代(リアル脱出ゲームもやっていたけど、その間あたりにアホみたいにカロリーの高い街歩きや屋内型のイベントをやっていたのである)、後半はリアル脱出ゲーム世代って感じでした。いま思ったらそうだな。面白いな。

SCRAPの思い出話をし始めるとキリがないのでやめておきますが、みんな当時から社会人だったりニートだったり学生だったりで(不安定な人が多すぎて、公務員というだけで「安定さま」というあだ名をつけられている人がいた。てか「シャリーン兄さん」って安定・不安定関係なく、もしかしてキャッシュレス決済からきてる? なお、私は2人とも苗字で呼んでいます)、関わるまでに辿ってきた道も違うし、その先も違うし、キャラクターや考え方もバラバラで、全員が謎解き大好きなメンバーばかりってわけでもないし、でもこんなに信用できるコミュニティってないよな、と思いました。

あと、めちゃくちゃみんなネット上にいるので、久しぶりな感じもしない。かしこまる必要もないよね〜と、のんびり30分遅れて会場に行ったら、思いのほか「みほたんだー!!!!」って注目を浴びてびっくりしました。
ZOOMでドイツや福岡、東京から通話したメンバーもいるし(福岡にいたZさんがビルのテラス的なところにある場所から繋いでいたっぽくて、背景が近未来からのビデオレターみたいで個人的に面白かった)、「そろそろ切りますね」と言ったFさんに「なんなの!なんの予定があるっていうんだよ!」と、喋るの何年ぶりか思い出せないくらいなのに10数年前と変わらないダル絡みができてよかったです。

最後の締めの挨拶で主催のクソデカ感情が発表され、そのあとのスムーズな撤収(あ、レンタルスペースにいろいろ持ち込んでやってたんですよ。撤収はエンディングの曲をかけるとよりイベント終わりらしさがでるし、捗るというボランティアスタッフのサガ)、スムーズすぎて「そんなに焦らなくても次の公演は迫っていない!」という名言が飛び出しました。

そのあと静岡からくる人がいたのもあって、2次会。静岡からくる人は、この会にくるのではなく、この3連休の謎解きフェス的なものに参戦するために大阪に向かっていた。すごい、まだそんなに解かれてない謎ってあったんだ……と、ここでも名言が生まれた。2次会では、Aっさんから「みんな最近、どんなエンタメ楽しんでるの?」という質問が出てそれにじゅんぐり答えるなどした。その質問がもう意識が高いね、と突っ込みを入れたら、そういうことではなくて単純にみんなの暇つぶしが知りたいという返答だった。うん、確かに。冒頭から「そもそも暇がない」という絶望的な話も出たけど、なにがどう面白いかとか、素敵なスポットの話とかが聞けた。事務所でよく(「よく」というほどじゃないと思う、けど、そのくらい印に残ってる)、Zさんが「ねぇねぇ面白い話して」という投げかけをしていた。「面白い」というのは、笑える話というのではなく、今なにに興味を持っているのか、なにが面白いと思っているのか、そういう話だよ、という補足があった。こういう話をしていたところから、都道府県の形態模写でテレビに出演する人が出てきたんだ。

その形態模写の人は、今日は来ないのかというと、「今日はひらパーにいる」ということだった。もちろん誰も追加質問することなく仕事であることが理解できた。「ひらパーは遊びに行くところじゃない」

ひらパー終わりで来れないかしら、っていうかひらパーに行けばよかったね、次は何か公演に行くのもいいね、という話をした。
2次会が終わり、大阪駅に戻ったところで、ひらパー終わりの人が「今日はいけない」という明確な返答がきたので(催促した)、最後の生き残りで3次会をした。みんなで入れるラーメン屋さんは難しかったので、中華居酒屋へ。多分半数以上の人は主食を食べたかったのだと思うけど、おかゆ以外のお米がもうなかったみたいだった。

ピータンを食べたことがないという人にピータンを食べさせた。
「これは無理ですね」とNG結果だった。私と彼は同い年だけど、私はピータン好きだし、パクチーも好き。彼は明日から謎を解きまくり、そして静岡に帰る。こんな感じで共通点のない人たちだけど、10年以上知っているし、信頼できるし、会えばなんか親戚のように気をつかわない空気になる(親戚みたいだな〜というのは、大学の部活仲間にも言える。大はしゃぎするわけでもなく、気をつかうわけでもないという雰囲気になっている)。


3連休の真ん中は甥っ子と姪っ子の誕生日会だった。そのあと少し休憩してからいつもの人たちと飲み食い。お店ではおとなしくしていたけど、外に出てからギャハギャハする話をして、結局京都駅の前でコンビニ缶チューハイ乾杯した。私だけ終電を逃して何駅か分歩いた。

3連休の初日以外のことを思い出そうとしても、飲みに行ったな〜くらいしか覚えてなくて、今びっくりした。
こまめにつけておかないとね。

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