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確定診断

一年近く痛みとの闘い・・・毎回通うたびに大量に取られる血液検査では全く確定まで行けなかったかかりつけ医。無駄にじゃんじゃん投薬ばかりが増えるも肝心の痛みとの戦いは永遠と続いた。こちらから痺れを切らして大きな検査ができる病院を紹介してくださいと懇願した時も、幾分医者としてのプライドが先に顔を出し、自分の治療方針が不満なのかと言わんばかりの様子を見せたかかりつけ医。けれど私の関節全てがもはや悲鳴を限界突破していた。漸く大きな病院へと紹介状を書いて貰えて行くことができた。今となっては、もっともっと早く勇気を出して言えば良かったと思ってしまう情けない弱い自分に後悔している。患者とはとても弱い立場だ。

そして望んだ大きな病院で三回もの検査が始まった。造影剤を用いてのCT。関節のMRI。そして検査項目が詳細の血液検査などなど。たった三回の検査費用にはかなり驚いたが、あっという間に確定診断を頂くことができて、自分の症状に合った投薬治療が始まった。

甲状腺機能低下症の橋本病+関節リウマチだということが判明したのだ。

手関節の一部は骨の破壊が始まっているということでかなり驚いたし、これだは痛いはずだとを少しばかりかかりつけ医を恨んだりもした。とにかく関節リウマチの薬は凄い。痛みが半減してきている。完全に投薬の効果を発揮するまで2か月はかかると言われたが、一週間くらいで薬の効果は見事に出てきていると実感している。

わたしの趣味は全て手を使用することばかり。カメラで写真を撮る。水彩画やアクリルガッシュで絵を描く。毛糸で色々なものを編むこと。そしてミシンを使っての裁縫。なので手関節、指が痛いと何もできなくなりストレスばかりが貯まる。

少し辛抱して投薬治療を続けていれば、やがて趣味ができると思うだけで頬が緩むし、気持ちが晴れる。今の時代、痛みは我慢するものではなく一日も早く原因を探して貰って苦しみから少しでも楽になれるようにした方が良いです。かかりつけ医も確かに大切だけれど、やはり大きな病院でしかできない検査をしっかりとして確定診断をしてもらうことが大事だということが理解できた。

おかげで久しぶりにnoteにぶちまけることができて少し嬉しい。町医者のプライドはいらない。患者が納得できる診断だけが欲しいのだ。とても辛い一年間だった。

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