第1回プロジェクトで学んだことについて
ふくしまミラツクProject第1回の感想文から。
今回は福島市内の高校生からの感想文です。給食で残ったごはんを先生が塩むすびにしてくれた思い出、今でもそのおいしさ忘れません。帰り道の給食のパンの味とか。
今回の「福島の農業と6次化商品」の講義と「コミュニケーションを学ぶ、おむすびワークショップ」を通して、福島の地産地消についてや食べる人のことを想い、気持ちを込めてつくることの大切さなどについて学ぶことができました。
福島では、地域生産・地産地消の「生産」を起点として生産したものを消費する地産地消ではなく。「消費」を起点として地域で消費されるのを生産する地消地産という考えが一番印象に残りました。このことから、震災から10年たった今でも風評問題はあると思うが、安全だということを子どもたちに知ってもらい、給食などでおいしく食べることが将来の地産地消や地消地産に繋がると思いました。
おむすびワークショップでは、作るときに食べる人のことを想って作ったり、みんなで楽しく作ることで、すごくおいしく作ることができるということを身をもって体験することができました。特に、桃やいかにんじんなどの具材を使い、チームでおむすびアートを作ったとき、相手のことを想って作るだけですごくおいしいと感じたのに、楽しくみんなで作るだけで、さらにおいしく感じたので、すごく驚きました。
私は、小・中学校の給食で、ホットミルクを飲んだり、担任の先生が残飯をなくすために、最後に塩おむすびを作ってくれてみんなで食べたことが思い出です。しかし、使用されていた物が地元のものではないことを知ってすごく寂しかったです。だからこそ、次の活動でも、福島のおいしい農産物を知ったり、食と人を結ぶコミュニケーションなどを学び、おいしい「ふくしまの給食」を創りたいです。
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