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王者の時間感覚

一日の時間感覚


一日は何時間?
と聞かれれば、普通の人は24時間と答えるだろう。


一日は24時間、
人生は100年、
と考えていると人生を見誤るという話。

1日24時間しかない
8時間は寝ている
8時間働いている
これで16時間経過した
朝昼晩、食べれば19時間
身支度に1時間
これで20時間経過した
残りの4時間を無駄には出来ない
やるべきことに集中しろ
俺は集中してきたから今の地位がある
やるべきことに集中しろ

フロイド・メイウェザーのインタビューより

人生は可処分時間(自分が自由に使える時間)で考える。

上記のメイウェザーの話で言うと、普通の人が一日に自分の為に使える時間は4時間程度なのである。

つまり、くだらないゴシップやSNSにかまけている時間はないのだ。

だから、一日は24時間で事実なのだが、自分の為に使える時間はたったの4時間なのだ。

弾丸が24発もあるのか、4発しかないのかの認識だけで、戦い方は全く異なったものになる筈だ。

そう考えると、時間を有効活用しようという意識が芽生えるし、その4時間に何をするのか計画もしやすい。

人生の時間感覚

さらに、長いスパンで考えてみよう。

人生は長くない
仮に30歳だとすると
旅行する時間、
寝る時間、
学校へ行く時間
娯楽も全て含めると人生の半分は何もしていないことになる
俺は30歳であと30年もすれば65歳になる
影響力はもうないだろう
65歳じゃなにも出来ないよ
君の奥さんもそう言うだろう
俺が言いたいのは
君が65歳になったら
もう何もすることがないんだ
その30年間に
俺は9年間寝なければならない
昼間は30年もない
アメリカに戻るには6-7時間かかる
これから30年の間に
おそらく4年間は旅をして
9年間の睡眠
TV、映画、娯楽に約3年間
30年のうち、生産性を発揮できるのは16年ぐらいだろう

モハメド・アリ インタビューより

大切な家族と過ごす時間は残りの人生何時間だろう?
離れている両親と過ごせる時間は?残された実質的な時間を考えてみるとびっくりするほど少ない事に気がつける筈だ。

無駄に出来る時間は1秒たりとも無いことに気づけるだろう。

人生は「あっ」という間

年を重ねると皆口を揃えて、
「人生はあっという間だ」と言う。

そして、人が病床で死ぬ間際にいう言葉としては
「もっと、自分本位で生きれば良かった。」
「家族との時間を大切にすれば良かった。」(働きすぎた。)
というのが多いらしい。

これは、つまり、一般的に言われている表面的な事実と、可処分時間のギャップを表して居るのである。

  • 一日は24時間

  • 人生100年時代

額面どおりに受け取っては行けない。
実際、我々が自由に、創造的に生きれる時間はその中のほんの一部なのだから。

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