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飯のタネを探しに

あらためまして。
私は、中特ホールディングス(傘下に事業会社が5社ある)山口県に本拠地を置く中特グループCEOである。
詳しくは→中特グループ Japan オフィシャルサイト (chutoku-g.co.jp)を参照。
私がCEOに就任して20年の間に、山口県人口は150万人から132万人と減少し、更にこれからの20年では104万人にまで減少すると予測されている。
下りエスカレーターを逆走して駆け上がるように、全力で流れに抵抗するがごとく、国を挙げてあの手この手の策を練ってはいても、この先悲しいけれど人口が増えることはなかなか困難だと思われます。

そのような経済環境の中にあって、中小企業の経営者として考えるべきは、それでもお客様に良いサービスを提供し続け、社員には働きやすい職場を提供し続け、そして地域の皆さんへは恩返しをし続けていきたいと思っている。
それを実現するために、世の中の社長という人は、今日も終わりのない飯のタネを探す旅に出かけるのであります。
すみません、感慨に耽って前置きが長くなってしまいました。

というわけで、5月の下旬にASEAN3カ国へ行ってきた。
インドネシアのジャカルタ、ベトナムのダナン、そしてフィリピンのセブ島へ。
行く前は気が付かなかったが、その3カ国はそれぞれ宗教が違い、インドネシアはイスラム教、ベトナムは仏教、フィリピンはキリスト教だった。
宗教の違いは、個人の生き方や社会の在り方に多様な影響を与えるため、何はともあれ各国への理解と尊重がなければ何事も上手くいかないだろうと思った。

以前、今や世界最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーとなったサムスン電子の話を聞いたことがあった。
新興市場拡大の成功要因は、まず社内で徹底的に現地の言語、文化を学ばせる。その上で家族で移住し、現地で生活しながらニーズを見極めるというものだ。そして、製品の設計から開発までを徹底して現地化し、その地域や国の特性に合わせた製品に仕上げることで、サムスンの製品はどの地域の人々にも受け入れられるようになったのだという。

ASEANの人口は約6.7億人(2022年)と、世界人口の約9%を占めている。
これは、中国やインドに次ぐ水準で、EU(欧州連合)の約4.4億人を上回っている。平均年齢も20代と若く、まだまだこれからいわゆる人口ボーナスは得られるだろう。
しかし、その一方で環境問題やインフラ未整備などの課題が山積している。


果たして、、私は飯のタネを見つけることが出来るのだろうか。。。
(つづく、、、?)

ジャカルタの日系スーパーで。
イスラム教が多いので基本的にアルコールはスーパー、コンビニ、飲食店に置いていない。
インドネシアの郷土料理。名前は忘れました
首都ジャカルタのメインストリートは大都会だ
ベトナム・ダナンはリゾート開発真っただ中
ホテルの屋上プールより。
まだまだこれから!
ベトナム・ダナンの日系ホテルにて。なんか違う。



フィリピンの国民的ファストフードのジョリビー
ジプニーと呼ばれる乗り合いバス


セブのホテルの部屋からの景色



フィリピンで80%のシェアを占めるサンミゲルビール
古着屋?




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