取材依頼について。

最近Twitterでは「子どもを連れ去られた事がある方取材させて下さい。」と言う取材依頼の募集が、某TV局やフリーライターの方がツイートしているのを見かける。
連れ去られた親御さんにしたら、普段連れ去られたまま、お子さんに会えない状況が続いていたり、理不尽な要求をされたりして、不安や不満が爆発寸前になっている。
そんな状況で取材依頼があったら、「これは突破口になるかもしれない。」と思って、飛び付来たくなるだろう。
気持ちは凄く分かる。
何も出来ない状況を何とかしたいと、いつも思ってるから、藁をも束みたいって思うよね。
私だって同じ気持ちになる。
私は連れ去り当事者ではないけど、息子とはずっと会えない状況だから、何とか出来るものなら、何とかしたいと思うよ。
でもそれは本当に大丈夫かなって思う。
取材されても、その結果思ったとのとは違う報道や記事にされるかもしれない。
それに個人情報を預けるのは、とても怖い気がする。
もしプライバシーが保護されなくて、身バレしてしまったら、周囲の人達に迷惑がかかる可能性大だ。
私は過去に解離性健忘症で、数年間記憶が無いことについて、取材依頼をされた事があった。
でも私はその依頼は無視した。
身バレも怖かったし、周囲の人にどう影響するのかが分からなかったから、とても不安になった。
その取材元がちゃんとした所かは、判断材料が無かったからだ。
私は取材については、慎重になるべきだと思う。
直ぐに飛び付くのは危険だなと思う。
それにお子さんを巻き込む事になるかもしれないし、自分にとっては不利な結果になるかもしれない。
よく考えて貰いたいなと思う。