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XR空間を考える

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来たるべきパラレルリアルの世界へ向けて,XR空間について考える. 主として建築を参照しつつ新しく生まれつつある空間への思考を深化させるための断片記noteです.気になった方はまず…
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#テクノロジー

軽率にやってみたらVRと建築が生み出す新しい未来が見えてくる─「第0回VR建築コンテスト」レポート〜はじまるまで編〜

こんにちは。 FUKUKOZYです。 先日2018年12月16日に結果発表が行われ、大盛り上がりのうちに幕を閉じた「第0回VR建築コンテスト」。 僕もこのコンテストの運営を末席で微力ながらお手伝いしていました(そして、しれっと作品も出しました)。 VRと建築が生み出す新しい未来に軽率に触れてみようとの思いで開催された本コンテスト。 運営メンバーや出展者の方々などさまざまな人が協力し合って、無事コンテストを終えることができました。 運営参加メンバー いつもは雑な備忘録

「デジタル・コンストラクションが変える建築デザイン」講演メモ

2018年9月までRMIT、ETH、UCLA、MITなど、世界各地の大学・研究機関に滞在し感じた世界のデジタルなデザインとロボティクスに関する研究と実践および教育の潮流について報告する。 慶應義塾大学教授の池田靖史さんがサバティカル期間中に訪れた先(10ヶ国52の都市と45の大学を調査訪問)で得た世界のデジタル(主にロボティクス)実践を報告する会に参加してきたので,メモ. 池田さんがシェアしてくれているリンク集ですべて公開されているので,気になる方はリンク先を参照してくだ

「空間の拡張・人間の拡張」メモ─VR・AR・MRの建築・都市─Archifuture2017

お蔵入りになっていた講演会のログを加筆して公開. 2017年の「Archifuture」での基調講演. 東京大学の暦本純一氏による「空間の拡張・人間の拡張」と題した講演.ざっくり言えば人間とコンピュータの関係を探っていく,というもの(多分).非常に興味深かったので,追っていきたい内容. 目次 ●空間の拡張 ─Kinetic Facades ─では,「Kinetic Facades」の可能性とは? ─Mediated Reality(調停現実) ●人間の拡張 ─Flying