働きながらの不妊治療 低グレードでも妊娠！
こんにちは。毎日、お疲れ様です。
私は二人目不妊でした。働きながら、2年間不妊治療を行い幸運なことに妊娠することが出来ました。
不妊治療中はストレスフルでかなりメンタルが削られしんどかったです。そんな時に同じような体験をした方の記事を読んで、とても励まされました。
私のささやかな体験も、誰かの助けになればと思い記録しておきたいと思います。
不妊治療1年目
第一子を産んで、二人目もという気持ちはありつつ3年ぐらいは自然に任せていたのですが、途中で子宮筋腫がみられ生理痛がひどくなってしまい、ピルを2年ぐらい飲んでいました。
ただ、やはり二人目があきらめきれず、ピルをやめて妊活を始めました。
半年間は漢方を飲みながらのタイミング法。自然妊娠を重視する先生で、血液検査や排卵日予測のために月に何回も病院に通っていました。先生の言葉を信じて、漢方など続けていましたが、基礎体温も上がらず、ピルをやめたせいかPMSも酷くなり、メンタル崩れていきました…。
別のクリニックに行き、人工授精も2回ほど試しましたが、そもそも旦那ジュニアの調子があまりよくなく、意味ないかもな～という感じでした。このころは、仕事も忙しく、クリニックに遅刻して待ったことも。
その時、先生に「仕事が忙しいっていうけど、それがストレスになって原因で妊娠できないんだよ」とキレ気味言われたのをとても覚えています。時間守れない私が悪かったのですが、不妊治療でメンタル追い詰められている人間に言うなよ～と半泣きでした。。。
不妊治療2年目
自然でも人工授精でも無理な気がしてきて、ちょうど保険適応も始まったため、体外受精に進むことに。最後の砦と呼ばれる有名な不妊治療クリニックに通うことにし、ここでダメだったら諦めようという心持でした。
採卵日、なんと、手術台で卵が育っていないことが判明。（おそらく、私の点鼻薬のやり方がまずかった模様…）ひとまず1つ取って中断。3日後に再び採卵となり4つ取れました。そのうち移植まで行けそうな卵はわずか二つ（顕微授精になりました）
が、採卵後「卵巣過剰刺激症候群(ＯＨＳＳ)」の症状が出てきてしまい、しばらく移植できない状態になってしまいました。
採卵から3か月後、1回目の移植をしましたが、着床せず。そこから仕事の都合もあり、2か月後に2回目の移植。グレードの低い卵さんだったので（着床率は20％）、まったく期待していなかったのですが、がんばって着床してくれました！
（「20%って、10人に2人しか妊娠しないって、無理じゃん」と思っていました。でも、体質的にそれぐらいの卵しかできないということは、2人目は諦めよとの運命なのかなとも）
不妊治療辛かったこと
メンタルやられっぱなし
仕事してても、休みの日でも不妊治療のことばかりを考えてしまい、今思えば軽いうつ状態でした。他人の妊娠のニュースで心がザラザラ。外に出れば、2人子供連れを見て、心がずきずき、いらいら。夜も不妊治療のネット検索で寝るのが遅くなり。友人には気軽に話せることでもなく、抱え込んで悪循環しまくってました！（よく泣いていたので、夫には「2人目は欲しいけど、そんなに辛い思いをしてほしくない」と言われていました 涙）
仕事との調整
リモートワークなどしやすい職場ではあるのですが、急に作らなきゃいけない資料が出てきたり、突発的なオーダーがいっぱい降ってくるので、クリニックに間に合うために集中してこなすのが大変でした。どうしても、時間がなくて仕事のクオリティが下がってしまっているのも、職場に申し訳なかったです。
不妊治療に役立ったかもしれないこと
毎日おうちヨガ
寝る前にyoutubeを見ながら、毎日10分程度の短いゆるいヨガをやるようにしました。血流もよくなったように思いますし、腹式呼吸をすることで気持ちの安定にもつながりました。ちなみに、丸めるタイプではなく折り畳みのヨガマットが、かさばらないのでおすすめです。
よくやっていたのは、B-lifeマリコさんのチャンネル↓
プロテイン
仕事が忙しくて、あまり食事をちゃんととれておらず、たんぱく質不足を感じていました。全くの私見ですが、たんぱく質が足りないから基礎体温も上がってこず、良い卵子がとれないのかな～と。食事でとるのが難しかったので、朝プロテインを飲み始めました。飲み始めてから、体力が持続するようになり、疲れやすさは軽減し、イライラが減りました。ただ、運動してたわけでもないので、体重がめちゃめちゃ増えました。
サプリメント（夫婦で）
エレビットというサプリを飲みだしました。妊活に必要な葉酸やビタミンが含まれています。体に明らかに変化が出たというわけではないのですが、お守り代わりに飲んでいました。
また、夫にも亜鉛のサプリを飲んでもらうことにしました。
上司に不妊治療のことを伝える
2年目に入ったところで、男性でしかも年下の上司（しかも結婚しているが子供は特にいらない派）で、めちゃめちゃ言いづらかったのですが、不妊治療をしているため勤務が不規則になるかもしれないこと、少し業務負担を減らしてほしい旨を相談しました。ほっとしたことに、快く受け入れてくれました。
業務も少し負担を減らしてもらえたことで、クリニックにも通いやすく、気持ちが追い詰められることも少なくなりました。
もし、ダメだったらと思う気持ちでなかなか言い出せずにいたのですが、思い切って相談してよかったです。
治療のゴールを決める
1回目の移植が終わった時から、2回目が無理だったら諦めようと思っていました。そう思えるようになったのは、ヨガなどで気持ちが安定してきたこと、自分なりに精一杯治療と向き合えたことにあります。
最初のクリニックは、自然妊娠第一主義で、基礎体温を整える緩やかな治療。体外受精に私も抵抗はあったので、しばらくは通いましたが、そこで自然妊娠こだわって時間が削られていくのが辛すぎて、短期決戦で早くステップアップしていきたいと気持ちが変わっていったのです。（不妊治療をしている友人にいろいろ相談できたことも大きいです）
また、最初から治療代の限度額を決めていて、自分の余剰金として100万円までは出そうと思っていました。結果的には40万円程度で収まりました。
妊娠は、努力が必ずしも実るものではないので、自分の中でゴールを決めておくのが気持ちの安定になり、いい結果が出たのかなと思います。
たまたま、妊娠できたので言えることですが。。。
不妊治療に思うこと
不妊治療といっても私は採卵1回、移植2回で体外受精としては順調に行った方だと思います。他に長年治療を頑張っている方からしたら、悩むほどのことでもなかったのかもしれません。
それでも体外に行くまで、体外の治療中もメンタルがやられすぎていました。何か、すごろくの駒で引っかかってしまっているような、自分の本当の人生を生きていない心地がしていました。それは、自分の中で「子供は二人いるもの」という勝手な設定をしてしまっていたからです。
自分で自分を縛り付けてて、自分にひどいことをしていたな～と妊娠できた今なら思えるのですが、当時は自分を責めて、人を羨んでばかりでした。
人生で楽しいこと、大事なことはもっとあるのに見えてませんでしたね。
本当、沼でした。メンタルをもっと早く安定させる術を身につけておきたかったです。
そんなメンタルよわよわな私に再び赤ちゃんが来てくれて、本当にうれしく思っています！久しぶりの新生児、また不安もいろいろあるのですが、（メンタル弱すぎ）なるべく楽しんでいきたいです。
ここまで、お読みくださり、ありがとうございました。
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