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研究会第6回ワークショップを開催しました(1)-研究会が目指す姿編-

緊急事態宣言の影響で長らくオンラインでの開催でしたが、R2年度最後となる研究会第6回は福井での開催が実現しました。研究会初年度となる今年はデザイン思考の導入を全5回のワークショップを通し行ってきました。第6回研究会ではこの研究会が目指す姿を再確認すると共に、実際にどんな活動に取り組むのか、そのブレイン・ストーミングを行いました。

【日時】
 3月24日(水) 15:00~18:00

【場所】
 福井駅前 ハピリン4階 総合ボランティアセンターひろば

【研究会第6回の流れ】
 ・研究会が目指す姿について
 ・研究会初年度からの学び
 ・アイデアを実行に移すのに必要な3つの視点
 ・失敗を恐れない、挑戦的な組織であるために
 ・今までの研究会、これからの研究会について
 ・ワーク - 次年度に繋ぐブレイン・ストーミング -
 ・チェックアウト


1.今、世の中にない「新しい」をはじめるために

今、社会は効率化に重きを置いていた時代から、新しい価値の創造にその比重が動き出しています。変化し続ける今の時代だからこそ新しい発想・考え方でものをつくる組織づくりが必要なのではないでしょうか。福井産地でなにができるか?このメンバーだからできる「新しい」とは何か、その追求の一助となるのが研究会第1~5回で行ってきたデザイン思考です。

新しい価値を発見し、創造するための3つの考え方

・発散思考  =  ある物事を広い視点で観察する力
 →普段の仕事以上に広く世の中を見る
・探求思考  =  問いを立てる対象を見極める力
 →きになるものごとを深く考える
・仮説思考  =「今まで」と「今」をもとに「これから」を見る力 
 →こうすれば良くなるかも、自身の仮の答えを立てる


2.研究会で大切にしたい視点

「現状のニーズ=今」を見ることに重きを置くのが課題解決型のアプローチでです。しかし、現状のニーズを前提に進める場合、発想に限界が生まれ、捉えることのできる未来の射程が短くなってしまいます。そこで、この研究会では「機会発見」という視点に重きを置いていきます。現状のニーズに対し社会がどう変化していくか未来に対し発想を巡らせ、今からどう未来に対し行動を起こすか考えます。

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現状のニーズに加え「今まで」と「今」から得た知見をもとに、実現したい未来を考える。今から未来の間に“こういうことが起こるかもしれない”という仮説をたくさん作り、シナリオを描く。この今と未来とをつなぐ仮説からなるシナリオを描く力が、これから求められる未来の職能ではないでしょうか。今はまだ見ぬ未来の可能性を模索するこのアプローチが「機会発見型」の発想法です。

今と未来をつなぐシナリオを描く力  =  「機会発見型」の発想法


3.挑戦的な組織であるために

失敗をどう捉えますか?新しいことを始める際に、誰だって、どんな企業だってうまくいかない時があります。だからこそ「失敗について」話しておく必要があります。失敗にはいくつか理由があると思います。しかし、失敗を恐れて、挑戦へのハードルをあげてしまっては「新しい」をはじめることはできません。

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失敗とは成功のための過程であり、試練でもあります。失敗の本質を理解し、学びを次の試行に繋げていく。明確な目的を共有し、そこに向かい執念を持って行動に移し、やりきりましょう。根性論に聞こえるかもしれませんが、成功するまで失敗すれば、成功します。それをどれだけ繰り返せるか、減らせるか、粘り強く試行を繰り返すことが大切です。過去の偉大な発明の裏にも失敗を繰り返した試行錯誤はつきものではないでしょうか?

成功するまで失敗すれば、成功する。粘り強く試行を繰り返す。


4.【重要】続編へ

ここまでご覧頂きありがとうございます。研究会第6回ワークショップについては下記の記事に分割しています。合わせてご覧下さい。

記事2
・研究会第6回ワークショップを開催しました(2)
 -これまでの研究会、これからの研究会編-

記事3
・研究会第6回ワークショップを開催しました(3)
 -次年度に繋ぐブレイン・ストーミング編-


5.【重要】令和3年度、研究会について

【令和3年度、研究会についてお知らせ 】
「サスティナビリティ×共創 テキスタイル開発研究会」の初年度となる令和2年度は研究会第6回をもちまして一区切りとさせていただきます。

R3年度の初動は5月下旬を予定しております、詳細が決まり次第アナウンスさせていただきますので次年度以降もよろしくお願いいたします。

緊急事態宣言の状況により、研究会の日程や内容は事務局にて検討・変更する可能性がございますがご了承下さい。

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