見出し画像

温浴施設で最大400倍のレジオネラ菌、1年以上報告せず営業…ルートインジャパン運営ホテル

★わかりやすく解説

温浴施設「健康ランド華の湯」で、レジオネラ菌という細菌が基準値を超えて検出されました。レジオネラ菌は水の中にいることが多く、人が吸い込むと病気になることがあります。この施設では、基準値の400倍ものレジオネラ菌が見つかったのに、保健所に報告せずに営業を続けていました。今のところ、お客さんの健康被害は確認されていません。


★これを知っておくと理解が深まる

レジオネラ菌は温かい水に生息しやすく、お風呂やシャワーの水しぶきを通じて感染することがあります。この菌に感染すると、レジオネラ症という肺炎のような病気になることがあります。特に高齢者や免疫力が低い人にとっては危険です。


★何が問題なのか?

施設がレジオネラ菌の基準値超過を保健所に報告しなかったことが問題です。通常、こうした場合は保健所に報告し、指導を受けて安全を確認してから営業を再開する必要があります。報告を怠ると、お客さんの健康が危険にさらされる可能性があります。


★用語解説一覧

・レジオネラ菌

説明)温かい水の中にいる細菌で、人が吸い込むと病気になることがあります。

・基準値

説明)安全とされる最大限の数値。この値を超えると健康リスクが高まります。

・保健所

説明)地域の公衆衛生を管理する機関で、感染症の予防や健康管理を行います。

・消毒洗浄

説明)病気の原因となる菌やウイルスを取り除くために、薬品などを使ってきれいにすること。


★そもそも論

レジオネラ菌が基準値を超えると、施設は保健所に報告しなければなりません。これはお客さんの安全を守るためです。しかし、この施設は報告を怠り、自分たちで消毒するだけで営業を続けました。結果として、より多くの菌が検出され、問題が大きくなりました。


★このニュースのQ&A

Q1. レジオネラ菌って何ですか?

A1. レジオネラ菌は温かい水の中にいる細菌で、人が吸い込むと肺炎のような病気になることがあります。


Q2. どうして報告しなければならないのですか?

A2. 基準値を超えた菌がいると、健康に危険があるため、保健所に報告して指導を受け、適切に対処する必要があります。


Q3. 今後、施設はどうするのですか?

A3. 施設は現在営業を停止しており、保健所の指導のもとでより安全な運営を目指しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?