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今年の初しぼり続々登場!旬のもの同士の「白子のグリル」とのペアリング。

こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。今日は、しぼりたての日本酒のお話しです。

新酒・しぼりたてとは

しぼりたてのお酒とは、令和4年の秋に収穫されたお米から造られ、通常火入れが行われる、搾った直後と、出荷前、の二回の火入れとも行っていない、「生・生」の爽快感のあるフレッシュなお酒のことです。
新酒が出回るのは、11月~3月位ですが、この期間には、初しぼりのお酒がたくさん出荷されだしますので、とても楽しみな時期になります。


酔鯨酒造さん第一弾 特別純米 しぼりたて 生酒


「 酔鯨  特別純米  しぼりたて 生酒 」は、酔鯨酒造さんの中でも今年一番のしぼりたて新酒になります。

お米は、特別純米酒ですが、吟醸レベルまで磨いた55%精米。造りは吟醸酒と同様の製法で行ない、低温管理のもとでじっくりと醸しております。
上槽後は火入れ処理することなく瓶詰め。瓶詰め後は、マイナス温度管理の冷蔵庫に保管し、期間限定で出荷致されています。
日本酒度+7,酸度1.9。
酔鯨酒造さんの所在地は温暖な高知県にあり、高知市長浜と、2018年に造られた新しい「土佐蔵(高知市の隣)」とがありますが、お蔵では低温管理をバッチりされており、いつもどのお酒もとってもキレイな酒質で出荷されてきます。

酔鯨特別純米しぼりたて生酒
外観からも、しぼりたてのピチピチ感がみてとれます。


酔鯨 特別純米 しぼりたて 生酒は、ピチピチと瑞々しくフレッシュで、今年は一段とキレの良い味わいに感じます。こういうタイプは、生魚や魚卵系、珍味等と一緒でも生臭みを出さず、ワインやビールでは体験できない、日本酒ならではの最適なマリアージュを楽しめます。

しぼりたて生酒の発売日は蔵によりまちまちですが、
こちらの酔鯨特別純米酒は、11月初旬に発売されました。

酔鯨酒造特別純米しぼりたてに合わせる旬のペアリング

今月の酔いどれんぬの簡単レシピは、こちらから。
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口の中で弾ける、ちょっと荒々しいぐらいの新鮮さとドライな味わいに、これから冬の時期に美味しい「白子のグリル」をあわせました。

ひやおろしや秋上がりの練れた味わいもたまりませんが、”初もの” のしぼりたての微発泡な味わいも、この時期ならではのお楽しみ。
初冬の旬どおしのペアリングをぜひ楽しんでみてください。



タラの白子のグリル。白子は北海道ではタチ、
東北一部ではキク、京都では雲子と言われています。


この後も、続々とリリース。第二弾は、純米吟醸しぼりたて

酔鯨酒造さんの商品では、11月下旬には第二弾「純米吟醸 吟麗し ぼりたて」が発売されます。こちらは、1980 年代から続く酔鯨を代表す るフラッグシップモデルの「純米吟醸 吟麗」の新酒生酒です。

お米は、吟風(北海道産)、50%精米。日本酒度+7,酸度2.0と、少し酸度があり、お蔵によると、「お米から来るふくよかさと、酸によるシャープさを併せ持つ味わい」になりそうとのこと。

酔鯨純米吟醸 吟麗しぼりたて


酔鯨純米大吟醸 しぼりたて 冬びより


「ホエールテール(鯨の尻尾)」
マークラベルの特約加盟店限定商品としては、「酔鯨 純米大吟醸 しぼりたて 冬びより」もございますよ。
福井県産五百万石を50%まで精米し、高知酵母AC95とA14と、2種類の酵母をブレンドした搾りたて純米大吟醸です。ブレンド比率は今年の米にあった比率のようで、土佐蔵では、ますます進化が続いています!
日本酒度+5、酸度1.7。

純米大吟醸らしい華やかはあるものの、派手すぎる香り系ではなく、酔鯨酒造さんらしい、すっきりとしたバランスの良い、フレッシュでドライな味わいを目指されています。

土佐蔵で造る今期初めての純米大吟醸酒を生酒のまま瓶詰め。
このお酒は純米大吟醸にも関わらず、食中にも向く、酔鯨らしい辛口の味わいを追求しています。

酔鯨 純米大吟醸
しぼりたて 冬びより
出荷は12月7日ごろを予定。


続々と登場するしぼりたて各種で、旬をお楽しみください!


早いものでは11月初旬から12月にかけて、令和4年の秋に収穫されたお米で今季に造られた新酒がどんどん登場してまいります。

スパークリングSAKEではありませんが、乾杯にもふさわしい、ピッチピチのしぼりたて生酒の旬な味わいを、ぜひお楽しみくださいね ♪♪



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