ドン底メンタル、若いバンドマンに背中を思いっきり押された話

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安心して下さい。(有料で誰も読まないでしょう笑)

前回の記事の続きです。

そんな自粛期間のヤバめなメンタルの最中、とある若いバンドマンから一通のLINEが届きます。

「自粛期間に温めた曲限定っていうコンセプトのオムニバスCDを作りたいです」

ライブハウスにまだ存在意義が有る、バンドは心折れてないと思って安心したのを覚えてます。

良いね、やろう!

すぐに返信をしました。

そこからこのプロジェクトの中心人物の2人から「いつからレコーディングできますか?」「ミーティングできますか?」と頻繁に連絡が来るように、、、。

2人の意気込みをビシバシ感じて、弱気な自分が少し恥ずかしくなりました。「こいつらの気持ちに負けてられない」そう思った瞬間、目の前がパッと開けました。20歳年下の、下手すりゃ子供でもおかしくない若い人間に思いっきり背中を押された感じです。

これまでも何度も若い奴らに背中を押してもらってきました。

PAを始めた時、裏切られた時、店長になった時、、、いつも奮い立たせてくれるのは若い奴らの意気込みだったなと思い出します。

(もちろん、先輩や近い世代からも勇気はもらってる。でも、自分の中で若い奴らに負けてられないって気持ちが一番奮い立つみたいです。)

若いエネルギーは凄い、新しい時代を作ってくのはやはり斬新な発想とパワーだなといつも思う。羨ましいな(自分もやってたけど笑)


そして、緊急事態宣言が明けるとすぐにレコーディングと配信ライブを開始。「絶対に良い物を作る」僕もバンド達も同じ熱量で取り掛かれた、良い時間でした。普段はライブの空き日にやってるけど今回はライブが無いのでしっかりと時間をかけれたなと思ってます。

他県の4バンドからも音源のデータが届き、高知4バンドのレコーディングも終了。

そうして四国のアラハタ達が自粛期間に温めた曲を集結した「V.A Sound of Reboot」が完成したのです。

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ほとばしる様な情熱がデザインからも見受けられますね、良いデザイン!

8月1日からダウンロード販売、そして8/8にX-pt.でのレコ発イベントからCDの販売を開始。

コロナの影響で他県からの何組かはレコ発には来られなかったけれど良いイベントでした、改めてパワーをもらい背中を押されました。


10月現在、感染者数は一進一退だし、まだまだ厳しい状況は続きそう。

だけど、このオムニバスに参加してるバンドだけでなく今、我慢したり頑張ってるバンド達の心が折れないように今度は僕らライブハウスが背中を押して行きたいと思ってます。


頑張ります!頑張りましょう!!


----告知----

「V.A Sound of Reboot」はX-pt.のオンラインショップより購入可能です!

10/18高知キャラバンサライにてレコ発企画の第2弾が開催されます!

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Sound of Rebootの公式ツイッターアカウントです!

全然知らない人も、この記事読んで興味沸いたらぜひチェックしてみてくださいー!!


次回は配信ライブの事を書きます。

土日は忙しいので週明けかな?

よろしくです!


※用語解説

オムニバス、、、複数のアーティストが集まって1枚になった作品

レコーディング、、、録音作業。X-pt.はレコーディングもやってます。

アラハタ、、、アラウンドハタチ、20歳近辺の年齢

レコ発、、、レコード発売記念イベント

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