ポーランド旅行 ワルシャワの街並み
ポーランドの首都、ワルシャワへ4月に旅行した。
特徴的な街並みと、食事と費用などを写真とともにレポート。
ポーランドの独特な街並み
ポーランドの街並みは非常に特徴的だ。3種の異なる雰囲気をもつ建築が入り混じっている。
いわゆるヨーロッパ的な重厚なもの、社会主義的時代の簡素なもの、そして現代的なもの。
これらが、エリアで別れることなく隣り合わせに立ち並んでいるのだ。
これらが混在するわけは、第二次世界大戦で空襲を受け街の大部分が破壊されたこと、そしてその後社会主義体制を経て現在の民主主義へと変遷した歴史による。
歴史的景観の保護のため、ヨーロッパの都市は割と似たり寄ったりになりがちだが(いや細かい差はあるけど大まかに見て…)、ワルシャワはその規制が少ないのだろう。ばんばん新しいビルが建つ。
建設中のビルやマンションも多数みられた。街が経済的に成長している勢いが感じられる。
ザ・ヨーロッパ的な建物が並ぶエリアとしては旧市街があげられる。ここはたぶん規制が厳しい。
しかしここも空襲で一度破壊された場所であり、現存する建物は戦後に子細に再現したもの。現在は主に観光エリアとして使われている。
まあ近代建築と歴史的建造物の混在は他の都市でもそれなりに見られる。これに社会主義の団地みたいな建築も混じっているのがワルシャワの面白い点。これから減っていくのだろうけども。
街の中心にも全然ある。広尾5丁目アパートを思い出す。
あとは中心地でも公園や緑地が多く、道幅も広いため、街の印象は広々としている。観光スポットは正直あまりない街だが、住みよいだろうなと感じる。
ポーランドの物価とか
街並みだけでなくポーランドは、インフレとそれを上回る賃上げの真っ最中(現地住みの友人談)。
そんなわけで、物価も思ったより安くない。ポーランドは独自通貨のズロチを採用しており、これが現在1ズロチ40円ほど。具体的には以下。
その他/治安・クレカ普及度・郊外の風景
ワルシャワの治安は良い。まずそんなに混雑していないのでスリの心配が少ない。物乞いとかもいない。
ただ、観光客(というかアジア人?)が少ないからか、街中やバス・メトロで人々にすごく目を向けられる。別に敵意はなく、単純に珍しいのか、数秒目を留められる感じ。
支払いはほぼ100%カードが使える。しかもたいていは決済機械の画面で額が確認できるので、ボられるかも…という懸念も感じずに済む。
こんなところでしょうか。あとは、クラクフに行くために電車に乗ったのですが、その車窓からの景色がとても牧歌的できれいだったので、最後に置いておきます。
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