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泪姉さんと峰不二子のタイマンガチバトルは… 映画『ルパン三世VSキャッツ・アイ』

ルパン三世VSキャッツ・アイ
原作モンキー・パンチ (ルパン三世)北条司(キャッツ・アイ)
脚本 葛原秀治
監督 静野孔文 瀬下寛之

傑作になった可能性も感じるだけにちょっと惜しかったかなぁ。

ちょっとネタバレになっちゃいますけど
泪姉さんと峰不二子のタイマンガチバトルはどう考えてもやるべきだったでしょうよ。

おんなじような役回りの銭形(ルパン)と内海(キャッツ)がタッグを組むのは面白いし、2人の関係性も観てて楽しかった。

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続編ではぜひ
また両者がVSになる構造をうまく作ってもらって
ホントなら戦わなくていい両者が悲しくも戦ってるしまう。。みたいなスリリングな話にしてほしい。

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割と観れました。

終盤突如リアルな銃撃シーンが始まって、
すごい撃たれてすごい銃創を負ったりして、
なかなかスリリングだし
敵と味方が入り乱れる脚本も工夫がありました。

今のアニメをあまり観てないんですけど、
きっとアニメでこの脚本のレベルの高さってのは、現在の平均くらいなんでしょうね。

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キャッツ・アイはルパン三世の影響を強く受けたものだと思うし
年代的にも後輩にあたるし
知名度的にも圧倒的にルパンが上でしょう。
この映画の中でもその序列は感じられました。

ただ、
ルパンの方が虚構性が強い。
十三代目石川五ェ門は特にキツイですよね。。

斬鉄剣で飛んでくる銃弾を真っ二つに斬りまくられると、、途端にどうでも良くなっちゃう。。

大長編ドラえもんでは四次元ポケットを冒頭で紛失するように、
斬鉄剣もどこかのタイミングで盗まれるだか海に落とすだかしてほしい。

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