他人より優れていたいという人間心理『ストロングマン/ストロングマン 最低男の男気大決戦!!』(2015)
他人より優れていたいという人間心理を描き出し、第89回アカデミー外国語映画賞のギリシャ代表作品に選ばれた謎のコメディドラマ。
四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1690
ヨット遊びで休日を過ごしていた中年仲良し6人組。
自分たちの港に帰るまでの暇つぶしで「最高の男」決定戦を始めてみる。
最高の男にふさわしい振る舞いをしたものにはその都度、互いにポイントをつけていく、というシステム。
ジェットスキーを乗りこなせたらプラス。
血糖値が高いとマイナス。
着信音がダサいとマイナス。
掃除が早いとプラス。
寝相がいいとプラス。
助けを呼んですぐ駆けつけてきたらプラス。
などなど。。
単なる遊びだったのにムキになってくるのが男の悲しい性。
とっくに寄港したのに戦いは延長戦へ。。
男が6人も集まるとアホになるのは男なら自認しているでしょう。小さな集団に褒美が一つだけ与えられる時の社会心理実験。
クスクスじわじわ笑えて、見終わった後に「自分はこんな見苦しいことしないけどね〜」と言いたくなるけど(実際僕は言った…)、実際こういう状況になったらムキになるんだと思う…。
四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1690
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