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映画『Winny』 東出昌大の存在感の危うさ 

Winny(2023年製作の映画)
上映日:2023年03月10日
製作国:日本
上映時間:127分
監督 松本優作
脚本 松本優作 岸建太朗
出演者 東出昌大 三浦貴大 吉岡秀隆 渡辺いっけい 吉田羊 吹越満 皆川猿時 和田正人 木竜麻生 渋川清彦


面白い!




僕はwinny事件全然知らなくて
映画観てから色々調べました。

↓こちらの動画が一番わかりやすかったです

壇俊光弁護士と語る「Winny事件」
https://www.youtube.com/live/jjhQh8kwk3U?si=Hx0C2Ta4z8zaa2Py


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新しい技術が世に出たときの起きてしまう不具合の責任を技術者に背負わせてはいけないわけね。



罪に問われるかもしれないって恐怖があると技術者は萎縮しちゃうし
海外へ流出してしまうし。

(実際優秀な人はGoogleに流れてしまったらしい)

で、
不具合があって違法行為(著作権違反とか)が行われた場合は、
その都度技術を開発して修正していくし。

実際無法地帯だったYouTubeは著作権に厳しくなっている。
後発のSNSもそれに倣っている。

だから、
開発者が悪いってことで逮捕勾留するなんてのは最悪なこと。
不具合を修正できなくなるわけだから、と。

winny事件では不具合が修正されないまま何年も放置されて、被害が出てしまったじゃんよぉ!と。

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理屈はわかったんだけど、
なるほどね!スッッキリした!!とはならないんよね。。



清濁合わせ飲む必要があるというか、、、
技術開発のためには多少の犠牲には目を瞑らなきゃいけない、、んだよね、ってな感じの、スッキリしなさ加減。

これが現実なんだろうし
正しい考えなんだろうけど

もし自分が「多少の犠牲」側になったとしたら
被害の大きさにもよるけど、、
ふざけんなよ、おい!とは思うだろうし。。

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↑って、ウジウジウネウネ考えることも含めて面白かったです。

自分の考えが全然最先端側のものではないことを思い知れて、面白かったです。

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撮影時監督は30歳っっっっ!!!



まさに若い人が活躍しとるじゃないかっ!
金子さんのおっしゃっていた未来っ!

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映画としても面白かったです。

東出昌大の存在感の危うさが、この役にぴったりハマっていましたね。



渡辺いっけいも良かったぁ。
久しぶりにまともに見たけどめちゃいいですね。

あとは、女性がほぼ木竜麻生ひとりしかいなかったのも良かった。
事実なんでしょうね。
ほんとに全然女性いなかったんでしょうね。

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