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ジャンル開拓の先鋒!映画『43年後のアイ・ラヴ・ユー』 ~映画イラスト~

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)
Remember Me上映日:2021年01月15日製作国:スペインアメリカフランス上映時間:89分

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今作の宣伝用四コマ映画を描かせていただきました!

『43年後のアイ・ラヴ・ユー』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2618


現在、新宿ピカデリーのエレベーター(チケット見せて入った奥の方のヤツ)ラッピングされています。

同じイラストを使ったイラストボードは他の劇場でも随時掲出されていくとのことです。

コメントチラシにも掲載される予定です。

お近くの劇場の見かけた際にはちょっと足を止めて見ていただけると嬉しいです!!

以上PRでござました!

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ご高齢者のラブコメ映画!


70代〜80代(!)の俳優によるラブコメ映画が普通にあるってことがまず素晴らしい。
近年、多くなってますね。

おそらくこのジャンルも「こんなの誰が観るんだよ!」っていう案件だったかと思いますが、、
結構ヒットするじゃんってことで開拓され、醸成されたジャンルでしょうね。


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歳を取っちゃうと同年代が主役の映画ってのはどんどん少なくなっていっちゃう。
ハネケの『愛、アムール』とかはあるけど、観る気も起きないだろうし…、長生きする気も失せてくる話だし。。

完全に隠居した人物か、
都合の良い時に現れて消えるメンター老人か、
死のイメージを包含したキャラか、
「早く孫の顔が見たいねぇ」と下の世代にプレッシャーをかける存在ばかり。。


主役になって自由に動ける人物像が少なくなる。


ご高齢の観客が「これマジ自分だわ」って、
映画の主役に自分を投影して、
ハラハラドキドキして、
明るい気分で劇場を出られる映画。

そういう映画が多くなってるのはホントに良いことだと思うし、
他人事ではなくて「ある程度歳とったらおとなしくしてろ」という空気は若い世代だって感じちゃってるから

こういう映画によってまだまだワクワクしてていいんだ、って思えますね。


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なんか今年は良い青春映画が多かったもんで
振り返ってあの頃はあ〜だったなこうだったなと思い返してブルーになったりもしましたが、、、、

こうやって先を照らしてくれる映画があると、ほんと助かりますよ。。


老人ギャグ


老人ギャグ、病気ギャグ(薬の名前に妙に詳しいとか)、物忘れギャグとかも挟まれるので、きっと共感を持って笑えるでしょうし。

家庭もあって、孫もいたり、パートナーもいたりするけど、
「あの頃のキラキラした気持ちを今!」っていう気持ちはそりゃあるでしょうし
現実には実現不可能なものを観られるのが映画の楽しみそのものですし。


けしてドロドロした話でもなく、
「あの頃」を振り返るだけの映画でもなく、
「今」を少し明るく照らすラストだと思いますよ。


二大俳優の演技合戦!


カロリーヌ・シオルが可愛いし、演技が素晴らしい。

ほとんどの時間「?」っていう顔をしてるんですが、
話わかってんのかな?思い出したのかな?っていうのがギリギリわからない微妙な演技がほんとすごいですよ。

あんだけ可愛いおばあちゃんってのは夢がありますよね。


ブルース・ダーンもそりゃ素晴らしいですよ。84歳。
普段だいたい怖い顔してますが、今回は軽やか。
今回は誰も射殺しませんのでご安心を♡



『43年後のアイ・ラヴ・ユー』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2618





てか、フィルマークスでは「アイ・ラ・ユー」になってますね。。

です。

アイ・ラヴ・ユー !


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