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『ある職場』を観る前に船橋監督作品をさらっておこう。 『道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48』

道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48(2015年製作の映画)
上映日:2016年01月29日製作国:日本上映時間:121分
監督 舩橋淳
出演者 山本彩 渡辺美優紀


『ある職場』を観る前に船橋監督作品をさらっておこう。

『道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48』

全然知識も興味もなかった船橋監督が依頼を受けて「編集権(ファイナル・カット)をくれるなら」という条件のもと制作されたもの。

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この48グループのドキュメンタリーは
どれほどアイドルってものが地獄なのかを披露するシリーズみたいになってますが、、
今作も同様。


本体でもあるAKBの傘下のグループってことで
NMBのトップの山本彩でもAKBに入るとめっちゃ後ろの方で踊らされる、という〝階級社会〟が描かれるのが面白い。


そして、
NMBの中での選抜に落ちたメンバーに対して
NMBのトップの山本さんが
「私もAKBに行ったとき後ろで踊らされてめっちゃ悔しかってん。でも悔しいだけで終わったら負けやねん」的な慰めをして
慰められた方が
「何その上の話?私には到底行かれへん場所に行ってるアンタに言われたないねんけど」って思ってそう、
という地獄シーンも。


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アイドルという職場、働き方を紹介するというドキュメンタリーなわけですけど、

総選挙や握手会など、目に見えてはっきりわかる階級制度や
恋愛禁止という不文律など
運営側が地獄設定を作っておいて
「アイドルってこんなにも地獄なんです」っていう映画をまた運営が作るってのは、、
やっぱどうなの?と首を傾げたくなるシステム。。

とは言えこの映画も2016年のもの。

アイドル本人もファンも運営側がも健やかな〝職場〟になりますように。

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