自分が淹れたコーヒーでたいへんなことになった話
それは休日のことでした。
いつもどおり、パンと卵とコーヒーの朝食をとり、洗濯と掃除を済ませ、さてnoteの記事でも書こうかなとPCを立ちあげたところで異変は起きました。
経験したことのないめまい。動悸。息切れ。吐き気。寒気。
とても机に向かっていられる状態ではありません。一瞬救急車を呼ぼうかと思ったくらいですが、左右で見え方が違うとか、まっすぐ歩けないということはなく、どうも脳卒中系の症状とは違う気がします。
結局、3時間ほど横になっていたら何事もなかったかのように治まってしまったのですが、午前中は何もできませんでした。
原因として思い当たったのが、朝食のコーヒーです。
ふだんコーヒー豆を10g使うのですが、その日はキッチンスケールが故障していたので目分量で淹れました。その時、自分でも「あ、しまった、多すぎたかな」と思ったのですが、袋に戻すのがめんどうだったのでそのままにしてしまいました。
口にしたとき「異常に濃い」とは思ったのですが、クリームを入れたら意外とおいしかったのでぜんぶ飲んでしまいました。
正確な量はわかりませんが、仮にエスプレッソくらいの濃さをマグカップ一杯飲んだとすると、1日の上限量を上回るカフェインを15分で摂取したことになります。
カフェイン耐性には個人差があるので、これくらい平気な人は平気なのでしょうが、私はもともとコーヒーを多飲するわけではないので、症状が出たのでしょう。飲んだ直後に掃除機をかけたり、体を動かしたのもいけなかったのかもしれません。
・たまたまキッチンスケールが故障していた。
・たまたま手元が狂って豆を多く出してしまった。
・たまたま冷蔵庫に使い残しの生クリームがあった。
(ブラックだったらさすがに飲めなかったと思います)
この3つが重なって今回の事態になったと思われます。
世の中にカフェイン中毒というものがあることは知っていましたが、あれは市販のエナジードリンクやカフェイン錠剤の話だと思っていたので、まさか自分が淹れたコーヒーでこんなことになるとは予想外でした。
あまりこんなバカな真似をする人もいないでしょうが、これからはコーヒー豆をきちんと計量しようと決意したのでした…。
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