創業5年目のベンチャー企業で育休第1号になった体験談 [後編] ~ 「育児と仕事の両立」におけるACESの体制と残課題
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創業5年目のベンチャー企業で育休第1号になった体験談 [後編] ~ 「育児と仕事の両立」におけるACESの体制と残課題

Kohei Fukuhara

株式会社ACESの福原と申します。
2021年10月下旬に第一子となる娘が誕生し、生後1か月からの1か月間(2021年12月)会社として初めての育休を取得しました。

「創業5年目のベンチャー企業で育休第1号になった体験談」では大きく以下の2点についてお伝えします。 

  • 【前編】 ベンチャー企業での育休取得の実態

  • 【後編】 「育児と仕事の両立」におけるACESの体制と残課題

本記事は後編として「『育児と仕事の両立』におけるACESの体制と残課題」について記載しております。是非、前編もご覧いただければと思います。
前編記事 : https://note.com/fukuhara_aces/n/n8492d7fd3038

前編でもお伝えした通り、「ACESの残課題」という部分を公開することは、会社の立場だけで見ると必ずしもプラスに働くとは限りません。
しかし、ACESが「育児×仕事の両立」の実現、ひいては「全社員が不満/不安なく働ける労働環境」の実現に向けて真剣に取り組んでいることをご理解いただくことで、ACESという会社の魅力を感じていただけるのではと思います。

「育児と仕事の両立」におけるACESの体制と残課題

■ ベンチャーでの「育児と仕事の両立」を阻むハードル

育休期間に限らず、「育児と仕事の両立」を実現することについて、重要視している方も多いと思います。
一方で、特に男性は、育休などの制度はあれど取得しなかった/できなかったという方もいるかと思います。
下記の調査結果は一例ではありますが、「育児と仕事の両立」を重要視する社員の気持ちに応えるためには、こういったハードルを会社として解決していく必要があります。

育休を取得しなかった理由 (出典: くらしのマーケット)

特にベンチャー企業の場合、(あくまで一般的な傾向として) 企業規模が小さく代替要員の補充が難しいこと、また育休を取得した場合に他の従業員の負担が大きくなるなどのことを背景に、上記の「職場の仕事が回らなくなる」「取得しづらい雰囲気がある」というのがネックになりやすいのでは、と推察されます。
※ ちなみに収入面ですが、育児休業給付金により条件を満たせば給与の67%が支給されるので、短い育休期間であれば重要度は劣後するかと思います (参考)

■ 「育児と仕事の両立」を実現するACESの体制

ACESはベンチャー企業でありながら、下記の3点(働き方、企業文化、意識)に関して、「育児と仕事の両立」を実現する体制・土壌が揃っていると感じています。

・働き方: リモートワークなど柔軟な働き方が可能
もちろん、対面でのやり取りの方が高効率であることも多く、役職/職種によっては週1~2回の出社が推奨される場合もありますが、成果を出せるのであればリモートワークでも問題ない、という形になっています。 (実際にフルタイムの正社員の方で、関西在住でフルリモートで活躍されている方もいます)
また過去には、保育園の送り迎えが可能な様に定時業務時間を通常とずらし稼働する社員もいました。
このように、あくまで成果主義/アウトプット主義であることを背景とし、育児との両立に向けて柔軟な働き方も可能となっています。

・企業文化: ドキュメント文化が浸透しており業務の属人性が小さい
ACESは非常にドキュメント文化が浸透しており、個人のタスク・意思決定を資産化するような文化が根付いています。
ドキュメント対象は「議事録」「社内Wiki」「戦略方針・検討結果(プロセス~結論まで)」「実証実験の検証結果」「開発システムの仕様」など多岐に渡り、また1つのプラットフォーム上で、適切な範囲で自由に社員が閲覧できるようになっています。
「1人しか知らない」という状態を極力回避しつつ、誰でもスムーズに引継ぎ・カバーができる状態が達成されており、これも育児との両立に欠かせない一要素として機能していると思います。

・意識: 会社として「育休を取得すべき」「家族を大事にすべき」という雰囲気が醸成されている
実は一番大事だと思っているのが、会社としての意識だと考えています。
会社として「育休は権利として取得すべき」「家族は仕事以上に大事にすべき」というスタンスを、経営陣がしっかりと社員に示してくれることは、社員の立場から見ると心理的安全性が確保され非常に心強く感じます。

■ 「育児と仕事の両立」を実現する上でのACESの残課題

一方で、ACESも完全にやり切れている/仕組みとして整い切っている訳ではないのが現状です。(2021年12月時点)
以下の2つの課題については、会社として解決していく必要があると思います。

・残課題1: より長期の育休・産休でも対応できる仕組みになっているか?
今回は1か月間育休をいただきましたが、より長期の育休・産休という観点では、体制作り/意思決定含めて今後の取り組み次第だと感じています。
今回の業務の引継ぎや「実施しない業務」の意思決定も、「1か月間をどう乗り切るか」という目線で対応できれば良かったものの、これが「3か月」「半年」「1年間」となると、よりドラスティックな意思決定や権限移譲が必要になります。
本当にこのような意思決定、権限移譲が可能か…は、会社として精査していく必要があると感じています。

・残課題2: 育休を取得する社員以外のメンバーの負担が大きくなっていないか?
先述の通り、一部業務は凍結する意思決定を実施しただいたものの、進行中のプロジェクトマネージメント業務や一部営業などを止めることは難しく、結果として、特に主に経営メンバーの稼働が逼迫してしまったことも、解決すべき課題であると認識しています。
本課題の解決に向けては「よりドラスティックに実施しない業務を意思決定する(仕事の総和を減らす)」もしくは「引き継ぐべき業務を分散させる + 仕事を引き継げるように各人の余白を常に持っておく(1人あたりの業務負担増を分散させる)」の2つの解決方向性が想定されますが、今回ではドラスティックな意思決定・余白のある体制構築ともに12月までに実施することが難しく、結果として経営メンバーの負担が増加してしまいました。

最後に ~ ACESという会社で育児×仕事の両立を実現するための決意

今回の育休取得を通じて「育休を取得できること」「育児と仕事の両立が実現できること」の重要性を実感しました。
今後はベンチャー企業だから…という理由で育休などの福利厚生をないがしろにすることは出来ず、むしろ「社員が気持ちよく働ける環境」というのは、優秀な人材を採用するという観点でも大きな差別化要因になると感じました。

ACESという会社は、現在でも「育児と仕事の両立」を実現する上で、「柔軟な働き方」「属人性を排除するドキュメント文化」「家庭を大事にする意識醸成」などの観点で、一定以上働きやすい環境になってはいます。
しかし、より長期の育休取得などの観点で課題がないわけではないのが実態です。

私自身、育休を取得させていただいたことに関して、会社・メンバーにはとても感謝しています。
逆に今度は自分が、他メンバーの育休取得などを積極的にサポートしたいと考えています。また、残存する課題をどのように乗り越えるべきか、経営メンバーを巻き込んで議論・実現していきたい/しなければならないと強く感じました。

ACESは、組織としても成長中の会社です。試行錯誤しながら、所属するメンバーが気持ちよく働ける環境づくりを進めていきます。

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Kohei Fukuhara
株式会社ACES (Project Manager / Business Developer)