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いい酒場には相撲の番付表がある話

私は酒場が好きです。とくに昭和を煮しめたような大衆酒場が好き。

関西のど田舎から上京して9年。憧れの東京にもまれて、擦り切れて疲れて、たどり着いたのが酒場だったから、酒場は私の命の恩人といってもいいかもしれない。

好きな街は、蒲田、門前仲町、月島、板橋、大山、中野、東中野、立川、大久保、大船、神楽坂、水道橋、秋葉原………。


東京の街は、大抵どの街にも酒場があります。

だからどの街もだいたい好き。
一生懸命歩けば、新興住宅地にもポツンと古ーいお店が立っている。

勇気がいるけれどもポンと飛び込む。

食べログやSNSに頼らずお店に入ると、当たりハズレがあって、ハズレの方がずっと多い。
でも入った瞬間に、いい店だと「ピーン!!」とくることがある。
完全に独断と偏見で、いくつか紹介します!!

<ふくい的いい居酒屋の法則>

・相撲の番付表があること
長く地元に根付いている証拠。もしくはお相撲さんが通うお店

・ホワイトボードが更新されていること
ホワイトボード、黒板が頻繁に更新されている形跡があること

・会計方法が独特
いまだにそろばんで計算する、机にチョークで暗号を書く、おはじきをおく、食器で計算するから下げものはしないなど

・メニュー短冊の紙がまちまち
新旧のメニュー短冊が混じっていて、常に美味しいメニューを生み出している


まだまだあるけれど、30分で思いつくのはこれくらい。

いいこと教えたので、ホッピーセット奢ってください。

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