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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

これさえあれば、何でもできる^^

【どういったメンタルヘルス問題があるのか?】

 あくまで僕の印象ですが、10年ほど前は、メンタルヘルスの問題といえば、「休職及び休職後対応」がほとんどだったのですが、今は、「休職でもなく」、通常の業務についている場合でも、メンタルヘルスに関わる相談が多くなりました。

相談の主なものを5つあげてみます。
 
1 メンタルヘルスの知識が職場として乏しい
特に中小企業では、メンタルヘルスに関する知識が不足していることが問題となっています。

従業員のメンタルヘルスに関する教育やトレーニングが不十分であり、管理職や同僚が適切にサポートできないことが少なくありません。

分かりやすく言えば「どのように対処すればいいか」分からない です。

また人手不足から、その分に割く時間も人員もありません。

メンタルヘルス知識の欠如は、問題の早期発見や適切な対処ができない原因となり、結果として従業員の健康状態を見極めることが難しくなります。
 
2 メンタルヘルス不調者の休職対応
メンタルヘルスに問題を抱える従業員が休職する場合、その対応も困難な場合があります。

適切なサポートやフォローアップがないと、従業員が職場復帰する際にさらなるストレスや不安を感じることがあります。

職場としては、休職者が安心して療養できる環境を整え、復職時にはスムーズな再スタートをサポートするためのシステムや体制が必要ですが、それも難しいことが多いです。

あくまで僕の経験ですが、メンタル問題で長期の休職となると復帰が難しいことがほとんどです。
 
3 そもそもコミュニケーションが難しい
職場におけるコミュニケーションの難しさも、メンタルヘルス問題の一因です。

職場の風通しが悪かったり、意見が言いにくい雰囲気があったりすると、従業員がストレスを感じやすくなります。

では、風通しがいいから、意見が言いやすいからと言って「メンタルヘルス不調」が起こらないかといえば、そうではありません。なかなか難しいです。

あとは、上下関係や同僚との関係が悪化すると、メンタルヘルスに少なからず影響を及ぼすことがあります。円滑なコミュニケーションを促進するための取り組みが求められます。
 
4 情緒不安定な社員対応
情緒不安定な従業員への対応も、大事な、でも難しい課題です。これらの従業員は、ストレスや不安が高まりやすく、業務遂行に支障をきたすことがあります。

企業としては、情緒不安定な従業員が適切にサポートを受けられるような環境を整えることが重要です。具体的には、メンタルヘルス専門のカウンセリングサービスを提供したり、ストレスマネジメントの研修を実施したりも検討の余地があります。
 
5 適応障害(大人の発達障害)
最近、こういったケースのご相談が増えました。適応障害や大人の発達障害を抱える従業員への対応も重要なメンタルヘルス問題です。

これらの従業員は、職場の環境や業務内容に適応することが難しい場合があります。職場としては、個々の従業員の特性を理解し、適切な業務配分やサポートを提供することが求められます。

また、従業員が安心して自己開示できる環境を作ることも、適応障害の管理において重要です。少なからず起こることが多いケースなので、事前及び予備知識の研鑽が必要です。
 
【まとめ】
それぞれの状況によって異なりますが、会社側もメンタルヘルスに関する予備知識が必須になりつつあります。接し方、対応もそうですし、休職、復職等も含めた対応知識も必要です。

それぞれの特性に応じた対応も必要ですが、と同時に、「メンタルを強くする」取り組みも会社もそうですし、個々人もしていかなければならない時代ではないかと感じます。

それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
お急ぎの方&せっかちな方^^; は、こちらをどうぞ^^

近年、メンタルヘルスの問題は「休職及び休職後対応」から、業務中の相談へと多様化している。主な問題は以下の5点

  1. メンタルヘルスの知識が職場として乏しい  特に中小企業では、メンタルヘルスに関する知識や教育が不足しており、適切なサポートができないことが多い。また、人手不足も課題。

  2. メンタルヘルス不調者の休職対応  休職する従業員への対応が困難であり、適切なサポートやフォローアップが不足。安心して療養できる環境やスムーズな復職支援が求められるが、実現が難しいことが多い。

  3. コミュニケーションが難しい  職場の風通しが悪く、意見が言いにくい雰囲気がストレスの原因となる。上下関係や同僚との関係が悪化すると、メンタルヘルスに影響を与えるため、円滑なコミュニケーションが必要で。

  4. 情緒不安定な社員対応  情緒不安定な従業員はストレスや不安が高まりやすく、業務に支障をきたすことがある。企業は適切なサポート環境を整えることが重要で、カウンセリングサービスやストレスマネジメントの研修が有効。

  5. 適応障害(大人の発達障害) 適応障害や大人の発達障害を抱える従業員への対応が増加。職場環境や業務内容に適応することが難しいため、個々の特性を理解し、適切な業務配分やサポートが必要。安心して自己開示できる環境作りも重要。

これらの問題に対し、企業側はメンタルヘルスに関する予備知識や対応知識を持つことが求められます。従業員の特性に応じた対応と、また会社も社員個人も「メンタルを強くする」取り組みが必要な時代です。


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、お堅い文章になりがちな「労務トラブル」「法的な話」を分かりやすく伝え、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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