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従業員採用についてのお悩み多いですねぇー。
採用についてはいろいろな考え方があると思います。

もちろん、「いい人を採用したい」という社長様のお気持ち、よく分かりますし、まさにその通りだと思います。

と、逆に消極的な考え方かもしれませんが「採用してはならない人を採用しない 」という考え方を持っておくべきなんです。

特に、従業員数が大企業ほど多くなく、一人一人のパフォーマンスが会社業績に繋がりやすい中小企業では言えることです。

「いい人を採用したい!」

と思いすぎるばかり学歴、経歴、資格、見た目の印象、お人柄に惑わされてしまい、それこそ「後光がさす」ように他の事が見えなくなってしまうことがあります。

例えば「資格を持っている」だけで高評価となり、転職が非常に多いのを、気にしなくなったりといった感じです。

資格がないと出来ない仕事だと、この傾向が顕著です。有資格者は、喉から手が出るほど欲しいですね。その気持ち、よーく分かります。

これを社会心理学の用語でハロー効果といい、ある対象を評価する際に、よい(悪い)特徴的なところに注目しすぎてしまい、その他の評価がゆがめられてしまうことを言います。

ある分野の専門家が、専門外の他の分野のことに言及しても正しく聞こえてしまったり(例:テレビの評論家やコメンテーターの方)、外見がいいとそれだけで、すべてがよく見えてしまったりという事です。

採用に臨む際には、「ハロー効果」に陥っていないか、ご自身がどこか偏った見方をしていないか客観的になることも大事です。

まぁ、普段の生活でも結構、ハロー効果に陥ってますΣ( ̄ロ ̄|||)
これは意識して気をつけておくべきですね。

最後は、人柄ですよ。「ひ・と・が・ら」

仕事自体は教えれば、あるいは仕組みで、一定レベルまでは学んでいただくことができます。

ただ人柄は教えられないです。

採用、面接では、その人柄を見極めることが大事になってきますね。
人柄の見極め方は別の機会に書いてみたいと思います。

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