勝算とメカニズム
物事が上手くいく、いかないには必ずその仕組みが存在する。
先日、とある事をもっと広める為にはどうしたらよいか?という相談を受けた。
最初話を聞いた時はとてもざっくりだなと思った。
「広めたい」という思いはあるものの、
・なぜ広めたい
・どんな層に広めたい
・広まった後にどうしたい
というのがとても弱かった。
そしてホームページはあるのでそれを使ってはいる。という。
まずホームページは最近の傾向としてはよっぽど興味を持つか好きなものでないとそこまで見に行かない。
このnoteを見てくださってる皆さんだってスマホで最初に開くのはSNSの類がほとんどではないでしょうか??
なのでホームページに誘導するよりもSNSを運用する方が今の時代には効果的だと言える。
しかし、ここは上記に挙げたターゲットにする「どんな層に広めたいか」によって変わってくる。
僕がレッスンをしていて50,60代の人とお話をしているとSNSをやっている人は少なく、どちらかというとGoogleでホームページを検索をする。
だとすればSNSよりもホームページに誘い込む作戦を考え、そこでいかにその「事」が見た人にとって有用なものかを訴えかける必要がある。
ターゲットが20,30代であれば確実にSNS運用をした方が良いと思う。
電車に乗ったり街行く人の多くはスマホを触っている=SNSかゲームかLINEの比率が高い。
例えば子供向けの「事」を売りたいのであれば子供に直接目に入るのもそうだが親を説得しなければその「事」を売る事は難しい。
僕にはもうすぐ2歳になる保育園に通う子供がいるのだが、週に一回は「お知らせ」という形でおもちゃ屋さんのチラシや子供が喜びそうなイベントの告知が挟まれている。
チラシを子供に見せたところで大好きなキャラクターを見て大興奮するだけだ。
しかし僕自身はそのお知らせを見て「あ、こんなイベント開催されてるんだ!週末に連れていくかな。」
となる。
この情報は一切インターネットで見た事はなかった。
このような事からも分かるように売りたいモノや事によって売り方は大きく変わってくる。
SNSでの宣伝はほとんどの人が目にするので大変効果的だけれども必ずしもそうではない場合もある。
モノや事を広める為には必ずメカニズムがあってそれを考えながらやるのとやらないのでは手間や無駄な費用が膨大にかかる。
もちろん考えてやったからといって必ずしも成功する訳ではない。
こんな偉そうな事を言っている僕自身も別に影響力がある人間ではない。
僕も試行錯誤しながら行動している最中だ。
しかしながら考えずに目的が達成される確率はとてつもなく低いと思う。
考えた通り広まらなかったのであれば「なぜ広まらなかったのだろう?」を考えれば次の行動に生かす事ができる。
それを積み重ねて痒いところに手が届くようになるのではないだろうか。
勝算の確率を上げるには仕組みをしっかり考える必要があると僕は思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?