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ドラえもんは、、いない

「虎の威を借る狐」という言葉があります。


本来は権力者の力を借りて自分も威張るというのが本来の言葉の意味です。


少し本来の使い方とは違いますがスポーツなどで強豪校に入ると自分自身が強くなった錯覚に陥る人がいます。


自分のレベルが変わった訳ではないのに周りのレベルが高いチームの一員に加わった事で自分も強くなったような錯覚に陥ってしまうのだと思います。


音楽を学ぶ為に音楽学校に入ったのになぜか学校に入った事に満足してしまう人。

音楽学校を卒業した事に優越感を覚え、音楽学校を出ていない人を下に見てしまう人。

入ってしまえば自分の行く末はアーティスト、プロミュージシャンと妄想を抱いてしまう人。


スポーツ強豪校に入ったからといってプロのスポーツ選手になれる訳ではありません。


高いビジネスセミナーを受けたからといって明日からスーパービジネスマンになれる訳ではありません。


音楽学校に入ったからといって世界をまたにかけるアーティストになれる訳ではありません。


上手いミュージシャンと演奏したからといって次の日から自分が素晴らしいミュージシャンに変わっているなんて事はありません。



周りの環境ではなく最終的には自分自身が大事なのです。


どうなりたいのか?
どうしてそうなりたいのか?
それになる為にはどうしたら良いのか?
日々その為に努力しているか?
いつの間にか努力自体が目的になっていないか?

など言い聞かせながら育て上げていくしかないのです。


周りの環境は決してドラえもんではありません。
夢を叶える補助はしてくれても直接夢を叶える事はできません。


自分自身の方向性、気持ちがブレれば今まで気持ちよかったはずの周りの環境の見え方も変わり果ててしまいます。


言えば夢を叶えてくれるドラえもんはこの世にはいないのです。


周りの環境を生かすも殺すも結局は自分次第なのです。
周りが有能でも最終的には自分がどこへ行きたいのかを周りにしっかり伝えなければ何もおこらないのです。


船長は目的、行き先を見失ってはいけないのです!



それにしてもどこでもドア欲しいなぁ、、、。


#エッセイ #music #音楽 #ビジネス

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